これでダビドは、3ヶ月連続でのMVP受賞となる。

ファン投票では、67%という圧倒的な得票数をゲットした。次点はスコット・マクトミネイの12%、ブルーノ・フェルナンデス（11%）、アンソニー・エランガ（10%）と続く。

2022年1月、デ・ヘアは5試合に出場。そのうち2試合でクリーンシートを達成した。マクトミネイら、他の選手たちの活躍も目覚ましかったが、デ・ヘアの貢献度はこの賞に選ばれるのに十分値する。

ほとんどの試合で最高のパフォーマンスを見せてくれたダビドだが、中でもブレントフォードとのアウェー戦（3-1）は際立っていた。

ラルフ・ラングニック率いるレッズは、後半にダイナミックな攻撃を展開して最終的に勝利をものにしたが、安定さを欠いた前半戦での、デ・ヘアの7本の好セーブが勝利への基盤を築いた。

１月初戦のウルブズ戦は残念ながら1-0で敗れたが、アストン・ヴィラ戦（エミレーツFAカップ）とウェストハム戦では再び勝利に貢献した。

1月に行われたリーグ戦4試合で���ダビドは計22セーブを記録したが、本稿執筆時点で、2021-22シーズンこれまで、より多くのセーブを記録したプレミアリーグのGKはいない。

これでデ・ヘアは、今シーズンの月間MVPを3回受賞したことになり、9月と10月に受賞したクリスティアーノ・ロナウドを上回った。

また彼は、2016年にこの賞が始まって以来、3カ月連続で月間MVPを受賞した第一号だ。

ただし、ブルーノは2020年の2月、3月、6月に受賞している。そしてこの2019-20シーズンは、新型コロナウィルスの影響でシーズンが中断したため、強制的に途切れることになったという事情があった。

デ・ヘアはまた、クラブの歴代クリーンシート数も着々と伸ばしている。現在までに162回という驚異的な数字を記録し、ゲイリー・ベイリーの1つ上に位置している。

ピーター・シュマイケルがもつクラブの歴代記録180回に並ぶには、あと18回だ。

現在の調子が続けば、今後12ヶ月から18ヶ月の間に記録が更新される可能性は十分にある。

ダビド、そしてノミネートされた選手たち、おめでとう！