カバーニに影響を与えた父の助言
マンチェスター・ユナイテッドのエディンソン・カバーニは、幼少期に父親から受けたあるアドバイスが、エリート選手としてのキャリアを長く形成させるのに役立っていると明かした。
35歳の彼は、ウルグアイの2022 ワールドカップ出場権獲得に貢献。カタールに向けたディエゴ・アロンソのチームに入れば、4大会連続の決勝トーナメント進出となる。
また、ユナイテッドがプレミアリーグで戦う最後の9試合を前に、カバーニは再び体調を取り戻し、準備を整えている。クラブでの19ゴールに加えて、シーズン終了までさらに点を狙う。
2007年1月にパレルモからヨーロッパに移籍してから15年、エディンソンはいまだにトップレベルの選手として活躍している。
元ナポリ、元PSGのフォワードによれば、鍵となるのは安定感であり、父親の言葉が今でも心に響いているという。
「他の選手やストライカーがそうであったように、僕が長年にわたってエリートレベルで活躍できているのは、安定感があったからだと思う」とエディは語った。
「その安定感を与えてくれるのは、トレーニングや準備への取り組み方。現役選手は、私生活で多くのことを犠牲にしないといけない場面が多い」
「そして、これらのステップを踏んでいくことで、安定したレベルを維持することができる。自分が望むレベルに到達したとき、一貫して高いレベルを維持するためには、最初にそのレベルに到達したときのことを常に維持すること」
「安定感は重要な要素。子供の頃、父はいつも僕にこう言っていた。『努力で大成するのではない。続けることの方が重要なんだ』とね」
「それを常に意識して、常に正しい選択をし、何事にもうまく対処するように努めてきた。レベルを維持して、高いレベルで続けるために」
「フットボールだけでなく、他の分野でも一貫性を保つことが、正しい道を歩むことにつながると思うんだ」
例えばライアン・ギグスは、長寿の秘訣を食生活の改善とヨガに求めるなど、年齢を重ねるにつれ、トップでいられる時間を最大にするためにトレーニング方法を変えていった。
しかしカバーニは、自分自身のやり方は変わっていないと主張。自分にとってトレーニングとは、ピッチでやることを再現することだと言う。
「いや、��レーニングのやり方を変えたことは一度もない。いつも同じようにトレーニングしてきた。トレーニングしたとおりにプレーするというのが、僕の信条なんだ」とエディは付け加えた。
「練習通りにプレーするには、良いトレーニングが必要。なぜなら、ピッチ上で競争するためには、100%健康であることが必要だからだ」
「選手として成長すれば、多くを学べる。でも、今までと同じ強度でのトレーニングができない日が来たら、年齢に関係なく、その時がフットボールをやめるタイミングだと思う」