エリック

元ユースコーチのエリック・ハリソン氏が永眠

13日(水)、元ユースコーチのエリック・ハリソン氏が81年の生涯を閉じた。 この悲報を受けマンチェスター・ユナイテッド関係者一同は悲しみに暮れている。

1981年にエヴァートンから引き抜かれたハリソン氏は、以来、若手選手たちの尊敬できる師として目覚ましい貢献をしてきた。彼の元から多くの選手がファーストチームに巣立っている。

中でももっとも飛躍を遂げたのは「92年組」だ。FAユースカップに優勝したこの世代のチームには、デイヴィッド・ベッカム、ニッキー・バット、ライアン・ギグス、ギャリー・ネヴィルらがいた。

その翌年もエリック率いるユースチームは、この由緒ある大会で決勝戦に進出。ポール・スコールスやフィル・ネヴィルはこのチームのメンバーだった。1995年にふたたびこの大会で優勝カップを掲げたときのキャプテンはフィル・ネヴィルだ。

ハリソン氏がユナイテッドで働き始めた初期の時代に育成に携わった選手の中には、マーク・ヒューズやノーマン・ホワイトサイドがいる。当時は、彼をリクルートしたロン・アトキンソンのアシスタントを務めていた。サー・アレックス・ファーガソンが監督になってからは、エリックの育成の才能はより一層開花した。そしてウェス・ブラウンやダレン・フィッチャーといった有能な選手たちをファーストチームに送り出した。

フットボール界への尽力が評価されて、2018年にはMBE勲章を受章したが、この功績について2017年12月、サー・アレックスは「成長するための正しい道を指南してくれる指導者を探しているなら、エリックの右に出る者はいない。彼のユナイテッドでの働きは素晴らしかった。私が監督に就任した時、彼をコーチングスタッフとして迎え入れた。彼のことや彼の仕事ぶりをもっと良く知りたかったからだが、実際それは素晴らしい選択だった」

「92年組は彼の指導者人生の中でも頂点と呼べるだろう。しかし彼のもとを巣立った選手たちは誰もが、彼の指導が自分たちのキャリアに与えてくれた影響や、いかに人間性を養ってくれたかを実感しているはずだ」。

現役選手としては、1957年にハリファクス・タウンでウィングハーフとしてデビューし、ハールプール・ユナイテッドやバーロウ、サウスポートでもプレーした。

ユナイテッドを辞職したあとは、かつての教え子マーク・ヒューズが監督を務めていたウェールズ代表のスタッフも務めた。

 

マンチェスター・ユナイテッド関係者一同は、心より哀悼の意を表します。

関連キーワード