大舞台に強い“勝者”カゼミーロ

経験豊富なカゼミーロは、このところ批判にさらされながらも、5回戦のノッティンガム・フォレスト戦では決勝点となったヘディングシュートを決め、準決勝進出に貢献した。

もちろん、昨季ウェンブリーでニューカッスル・ユナイテッドを2-0で破り、カラバオカップを優勝した際にも、カゼミーロが先制点をマークした。

イングランド代表との親善試合前にブラジル代表メンバーから外され、ナショナル・スタジアムでのプレーを逃した。監督は、負傷が今季のカゼミーロを苦しめていると述べた。

しかし、彼の経歴、クオリティー、そしてタイトル獲得への渇望を考えれば、週末の試合ではキープレーヤーになるだろう。

テン・ハフ監督は、昨シーズンのニューカッスル戦を振り返り「あの試合だけでなく、彼が（レアル・マドリーで）チャンピオンズリーグを優勝した際にも、彼の存在が大きかったと思う。しかし、質問の試合で、彼はヘディングで違いを生み出した。試合展開を読み、コントロールしてくれた」と語った。

監督は、豊富な知識と気概を併せ持つカゼミーロを今後も信頼し続けるだろう。

「私がここに来たとき、（守備的MFの）6番が必要だったと思う「昨シーズンのカゼミーロは素晴らしかった。あれだけ多くゴールを決めたことはなかっただろう」と、監督は会見で語った。

「しかし、6番として、ホールディングMFとして、戦略家として、彼はチームにとってとても重要だった」

「今シーズン、彼はひどい怪我に苦しんだ。今までに経験したことがなかったケガだ。私は彼が勝者であることを知っている。彼のキャリアを見ればわかる。彼のキャリアを見ればわかる。常に勝ってきた」

「彼がいたチームはどこも成功したし、私たちにも成功をもたらしてくれると信じている。彼には試合が必要だし、もっと良くなるだろう」

「彼のことは非常に信頼していて、彼はファイターだ。だからこそ、大きなタイトルを獲得してきた。気概があり、我々にとって非常に重要な存在だ。彼が成功をもたらしてくれるだろう」