テン・ハフ「着実に進歩している」
マンチェスター・ユナイテッドは着実に正しい方向へと進み、そのためのハードワークも惜しまないとエリック・テン・ハフは強調した。
試合後のインタビューでも記者会見でも、エリックはスペインの強豪相手に選手たちが自分たちの力を出し切ったことや、これまでのプレシーズンでレッズが見せたパフォーマンスについて、ポジティブに語った。
以下はエリックのレアル戦後のコメントだ。
レアル・マドリー 2-0 ユナイテッド
記事ヒューストンでのフレンドリーマッチは、試合序盤と終盤にゴールを決められ、レッズが敗北を喫した。
敗戦を振り返って
「早い時間帯に負傷者を出し、失点してしまった。しかしそのあとはしっかり試合に入り込めていた。もちろん改善の余地はまだまだあるが、真っ向勝負ができていたと思う。プレッシングはもっとうまくやれた。アーセナル戦ではもっと良かった。よりコンパクトにすべきだ。チャンスは作れたが、得点にはつながらなかった」。
有益な指標になった
「(フィジカル面は)良かった。それが今日の収穫だ。高いレベル、高いインテンシティでプレーできた。競争力のあるチーム同士の対戦だった。それがリーグ戦への準備として必要なことだ」。
オナナのデビュー戦
「レアル・マドリーと対戦すれば、チャンスは生まれるものだ。彼らは優秀な選手が揃った非常に良いチームだからね。しかし全体的にはよくやっていたし、チャンスを許した瞬間には、彼はしっかり対応してくれた。いいデビュー戦だったと思う」。
アンドレの順応具合について
「アンドレと守備陣の間でやるべきことはたくさんある。2失点目の場面では、バックポストをしっかり閉じることができていなかったし、そのような状況ではまたあそこからゴールを狙われてしまう。そういったことが、我々が順守すべきプレー上での決まり事だ。しかし適応できれば、試合で活かせるようになる」。
充実したプレシーズン
「そうだね。密度は濃いが、それはわかっていたことだ。今、10日目なのか、9日目なのか、すでに私にもわからない。インテンシティの高い、ハードワークに取り組んでいるから、日数を数えている間もないくらいだ。しかしチームスピリットはいい。我々は正しい方向に向かっているし、順調に進んでいる」。
改善の余地
「改善点は2つある。プレッシングを試合の序盤からもっと良くすることと、ゴールを決めることだ。1対1で勝負できる選手がもっと必要だろう。今日の試合でもそうした局面があった。スコット・マクトミネイにもガルナチョにも1対1で勝負する場面があったが、あのような時にはゴールを決めなくてはならない」。