監督がエリクセン長期離脱に言及

エリクセンは、FAカップのレディング戦で、アンディ・キャロルと接触した際に足首を痛めた。

現在も患部の状態に関する検査は続いているものの、エリクセンが4月下旬から5月上旬まで欠場する可能性があることがわかった。

クリスティアンの復帰がシーズン終盤に間に合うよう、世界中のユナイテッドファンが彼の回復を祈っている。

ノッティンガム・フォレストとのカラバオカップ準決勝 第2戦前日の記者会見で、テン・ハフ監督はこのニュースに触れ、こう答えた。「もちろん、彼はがっかりしているし、私たちもがっかりしている。トップサッカーでは起こり得る話で、それに対処しなければならない」

そして、エリクセンの欠場により今後チームにもたらされる試練についても言及したが、ユナイテッドが期限付き移籍で代役を獲得する可能性に関しては否定した。

「あなたが言うように、（移���市場）最終日に問題が生じるのは大変だ。酷いケガをした選手が出てしまい、それで方針を決めるのは難しい。ただ、ウチには中盤に良い選手がいる。穴を埋められる」

クリスティアンの代役を務められる選手がいるかと聞かれた監督は「選手にはそれぞれ特徴や個性があるから、違った形で穴を埋めてくれるだろう」

「だからといって、これまでより悪い結果になるという話ではない。それでも、クリスティアン・エリクセンが、私たちのチームに最高のクオリティをもたらすことは明らかだし、彼の代役を務めるのは難しい。例えば、ファイナルサードでのインパクト、ラストボールなどだ、彼がもたらすインパクトは大きい」

監督は、フレッジがブラジル代表でカゼミーロと組んで結果を残していること、それをシーズン後半にユナイテッドで再現できるかどうかについて聞かれた。

「あなたが今言ったように、彼はブラジル代表でカゼミーロと一緒にプレーしている。彼らは世界で最も悪いチームではないよ」

「彼らは多くの選択肢を持っているが、頻繁に2人を組ませている。フレッジのクオリティーと、彼がチームに貢献できることを物語っている」

「例えば、トッテナム・ホットスパー戦やマンチェスター・シティー戦のようなパフォーマンスで、彼は何度も力を証明してきた。この前の試合（レディング戦）でも、出場後すぐにゴールを決めている。彼には多くの資質が備わっている。カゼミーロとフレッジ、この2人は本当にいいコンビだと思う」