テン・ハフ「プラン通りのプレーをした」
マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督は、エティハド・スタジアムで好パフォーマンスを見せたユナイテッドが、少なくとも勝ち点1を手にオールド・トラッフォードに戻ることができなかったのはアンラッキーだったとコメントした。
マーカス・ラッシュフォードが22メートルの距離からの強烈ボレーでGKエデルソンをかわし、ユナイテッドは開始8分に先制したが、フィル・フォーデンの2得点でシティーが逆転。アディショナルタイムにアーリング・ハーランドが3点目を追加した。
テン・ハフは、彼が授けた戦術的指示を守ってチームがプレーしたことを称賛。ラッシュフォードとアレハンドロ・ガルナチョが、それぞれカイル・ウォーカー、エデルソンと接触しながらファウルが認められなかった決定的瞬間の後の場面で失点したことを悔やんだ。
試合終了のホイッスルの後、テン・ハフが『MUTV』、『スカイスポーツ』、『BBC』、その他のメディアに語った内容を以下にまとめてお伝えする。
勝ち点1、あるいは3を取れたはず
「我々は良いパフォーマンスができた。1-0で先制し、プラン通りのプレーができていた。その後も2点目を狙える場面もあった。守備でもとてもよく守れていたと思う。そのあと、さらに風穴を開けられそうな2つの決定的な瞬間があった。しかし、その直後に1点目を許し、2失点目もそうした瞬間の後だった、ガルナチョが突破したシーンだ。だから、当然ながらがっかりしている。しかしそれを受け入れなければならない。とはいえ、少なくとも勝ち点1を得るチャンスはあったと思うし、勝利すらも可能だっただろう」。
ゲームプラン通り
「ディフェンスラインの背後を取ることと、ガルナチョとラッシュフォードのスピ���ドを生かすこと、それがプランだった。とてもうまくいったと思う。開始数分後にはすでにリードしていたのだからね。ガルナチョがいい突破を見せ、ラッシュフォードは完璧なゴールポジションに陣取っていた。守備面でも、中盤を閉めてボックス内でもうまく守れたと思う。全体的に我々のパフォーマンスはとても良かった」。
ブルーノのフリーロール
「ブルーノには、相手を引きつけたり、背後を突いたりするというフリーな役割を与えていた。しかしブルーノはとても賢い選手で、背後を取る絶妙なタイミングを見つけることもできた。そこから先制点のようなチャンスが生まれた」。
エヴァンスとラッシュフォードの交代について
「ピッチ上には、100%ではなかった選手が2人いた。ジョニー・エバンスとマーカス・ラッシュフォードだ。しかし彼らは2人とも、全力を出し切ってくれた。チーム全員と同じようにね。(土曜日のエヴァートン戦の出場については)わからない。まだなんとも言えない。最終的に彼らは交代せざるを得なかったが、非常によく機能していたので、できれば私は彼らを残しておきたかった。ジョニーはセンターでラファ(ヴァランヌ)と素晴らしいコンビプレーをしていたし、ラッシュフォードもよく守っていた。カウンターの場面での彼のクオリティはお墨付きだし、もう1点取れるところだった」。
試合レポート:シティー 3-1 ユナイテッド
記事マーカス・ラッシュフォードの華麗な先制点も虚しく、レッズはダービーに敗れた。
決定的瞬間のあとで失点
「ラッシー(ラッシュフォード)に聞いたら、接触があったと。ソフトだったかもしれないが接触はあり、それでリズムを崩してしまった。ガルナチョが突破した場面でも同じことがあった。シティーのGKの無謀な行為だったと思う。そのあとの展開で失点してしまった」。
2024年に見られる改善
「先週(フルアム戦)の試合では悪いパフォーマンスをしてしまったが、今年に入ってからは本当に進歩していると思う。ここから勝ち点を取り戻し、今日のシティー戦のような試合で勝たなければならない。このあともまだまだ試合は続く。まだ試合はたくさん残っているから、誰にも勝つ可能性がある。状況は瞬時に転換する。だからこそ、試合に勝たなければならない。 5位でもチャンピオンズリーグに出場できる可能性がある。とにかく戦い続けるのみだ」。