テン・ハフ「求められる水準に達していなかった」

合計5-2で敗戦を喫し、テン・ハフはこのクラブに着任して以来、初めてカップ戦での敗退を味わうこととなった。

ユセフ・アン・ネシリの2得点とロイク・バデの肩に当たったゴールにより、レッズはエスタディオ・ラモン・サンチェス・ピジュアンで完敗を喫した。

試合後エリックは、MUTV、BT Sport、beIN Sports、Canal+などのオフィシャル放送局に向けて、試合についてコメントした。

試合を総括

「残念なパフォーマンスだった。十分な出来ではなかった。もっとうまくできたはずだ。ボールに対して落ち着きがなく、判断の誤りからすぐに失点してしまい、試合に入っていくことができなかった。我々も変更を加えたが、ハーフタイムの後すぐに避けられるはずの失点をしてしまった。我々のレベルでは起こりえないことだ」。 

個々のミス

「常にチーム全体でのパフォーマンスだ。ともに勝ち、ともに負ける。我々は挫折と向き合い、それに対処しなければならない。こうしたミスを犯すと、フットボールで試合に勝つことがいかに難しいかを実感する。我々はもっと良くならなければならない、それが要求されることだ。ビルドアップで冷静さを失い、相手がハイプレッシャーをかけてきたらそれにうまく対応できなかった。いつもよりもミスも多かった。個々がどうだったかというより、今日はチーム全体として、仲間のミスをフォローすることができていなかった。 サッカー選手なら誰でも試合中にミスはする。もちろん、このようなミスは、このレベルではすぐに結果として跳ね返ってくるものであるから、当然ながら避けなければならない。必要なのは、ミスからどう挽回するかだ。今日は、相手に与えたミスから挽回するだけの力が足りなかったように思う」。

チャンスを逃��た

「アーロン・ワン・ビサカのビッグチャンス（前半にヤシン・ブヌにセーブされた）もあった。あれは挽回できるビッグチャンスだったが、この試合ではそれは叶わなかった。もちろんとてもがっかりしている。もっともっと期待しているからね。ファンももっともっと期待しているし、その彼らの期待は正当なものだ」。 

雰囲気も影響した？

「それは関係ないと思う。どこでプレーしても、今日のような失点をすれば負けるだろう。だから、雰囲気とは関係ない。ただ、自分たちのプレーが十分でなかったのだ。（観客やセビージャに驚かされたか？）いや、それは絶対にない。彼らのインテンシティは覚悟していた。ピッチの中で正しい判断ができなかったというこことだ」。

デ・ヘアを擁護

「彼はプレミアリーグで最もクリーンシートを達成している選手であり、それは彼が非常に有能なGKであることを示すものだ」。

怪我人は？

「まだこの時点では難しい。様子を見るしかない。明日になって、イングランドに戻ってから、今日の試合で何が起こったのかを分析し、日曜日の試合（エミレーツFAカップ準決勝のブライトン＆ホーヴ・アルビオン戦）に備える。そしてどのチームを選ぶことができるのかを判断する」。

要求に達していなかった

「彼ら（選手たち）は、これまで（パフォーマンスを）発揮できることを示しているが、今夜は十分なものではなかった。それは明らかだ。マンチェスター・ユナイテッドのようなチームに求められる水準には達していなかった。私たちはもっと良くならなければならない。誰もがマンチェスター・ユナイテッドにより高い基準を求めているのだからね」。