レアードが完全移籍
イーサン・レアードが、バーミンガム・シティーに完全移籍した。
アカデミー出身の21歳は、2019-20シーズンにヨーロッパリーグのアスタナ戦とAZアルクマール戦でトップチーム2試合に出場。
シニアレベルでの経験を積むため期限付き移籍をうまく活用し、昨季はクイーンズ・パーク・レンジャーズで過ごした。
攻撃的な右サイドバックは、過去にMKドンズ、スウォンジー・シティー、ボーンマスにも在籍し、U-17、U-18、U-19のイングランド代表経験もある。
QPRでは通算33試合に出場し、チャンピオンシップでその価値を証明。昨年8月にロフタス・ロードで行われたハル・シティー戦(3-1で勝利)シニア初ゴールを決めた。
そして今、この若者は2022-23シーズンにハンニバルが期限付き移籍するなどユナイテッドと良好な関係を築いているバーミンガムに加わることになった。
レアードの元チームメートであるタヒス・チョンもまた、ジョン・ユースタスが監督を務めるミッドランダーズの主力だ。
イーサンはチャンピオンシップの開幕戦で、かつて所属していたスウォンジーを相手にブルーズデビューを飾るかもしれない。セント・アンドルーズでの来季ホーム開幕戦の相手は、リーズ・ユナイテッドとなっている。
ユナイテッドのスタッフ一同、イーサンに心からのエールを送るとともに、アカデミーを無事に卒業し、キャリントンで常に人気者だった彼の新クラブでの成長を見守りたい。