ウィートリーがクラブ最優秀若手選手賞
2023-24シーズンの目覚ましい活躍により、イーサン・ウィートリーがジミー・マーフィー年間最優秀若手選手に選出された。
4月のシェフィールド・ユナイテッド戦でシニアデビューを果たし、250人目のアカデミー出身選手となったウィートリーは、今季U-18ユナイテッドで絶好調だった。
ウィートリーはU18プレミアリーグカップ決勝のマンチェスター・シティー戦で2得点を挙げ、翌日にトップチームデビューを果たした。
ストックポート出身のストライカーは、U-21代表でも活躍し、U-18プレミアリーグ北部のタイトル獲得にも貢献。その後、スタンフォード・ブリッジで行われたナショナルファイナルでも得点を決め、マンチェスター・ユナイテッドが南部王者のチェルシーを2-1で下し、またもや優勝を飾った。
ウィートリーは、今晩オールド・トラッフォードで行なわれるプレミアリーグのニューカッスル戦の前に、ジミー・マーフィー年間最優秀若手選手賞のトロフィーを授与される。
シニアデビューを飾ったウィートリーは「ユナイテッドは歴史ある素晴らしいクラブで、特にアカデミーは素晴らしい」と語った。
「デビューできて光栄。そして、250という数字は後からついてくるもの」
「アダム・ローレンス、コリン・リトル、スタッフ、アナリストたちにシーズンを通して支えてもらえた」
「昨シーズンは少し停滞してしまっていた。今シーズンはピッチで身体の使い方や細かい技術的な部分にも取り組むことができた」
「ここ数週間で、すべてがうまくいったような気がする。それに、自分のプレーに自信がある」
アカデミー・ディレクターのニック・コックスのコメントは以下の通り。
「イーサンはこの賞に本当にふさわしい。今シーズン、6つの異なるコンペティションでクラブを代表し、最高水準のプレーを見せた。彼は、ピッチ上で14ゴールという素晴らしい成績を残し、ピッチ外では個人的な能力開発プログラムや、教育面でも素晴らしい成果を上げている」
「イーサンはシーズンを通して一貫して成長し、トレーニングプログラムに打ち込み、ひとつひとつのパフォーマンスを積み重ね、ハードワークと忍耐によってどんどん良くなっていった。先月はトップチームデビューを果たし、マンチェスター・ユナイテッドでプレーする250人目のアカデミー卒業生となった」
「私たちのU-18は素晴らしいシーズンを送った。プレミアリーグ北地区とプレミアリーグカップの優勝に続いて国内タイトルを獲得したことは、素晴らしい功績だ。アダム・ローレンス、コリン・リトルをはじめとするプロフェッショナル育成フェーズのスタッフの努力の賜物」
ウィートリーは、昨シーズンにユナイテッドのシニアチームに加わり、現在トップチームで活躍する同じアカデミー卒業生のコビー・メイヌーから年間最優秀若手選手賞を受け継いだ。
過去には、ライアン・ギグス、ポール・スコールズ、マーカス・ラッシュフォード、アレハンドロ・ガルナチョらが受賞している。
イーサン、受賞おめでとう!
U-18がオールド・トラッフォードでトロフィーパレード
前人未到の3つのトロフィーで幕を閉じた記念すべきキャンペーンを終え、ユナイテッドU18とスタッフは、水曜夜のニューカッスル・ユナイテッド戦のハーフタイムに、オールド・トラッフォードでパレードを行う。
すでにトップチームデビューを果たしているウィートリーのほか、ハリー・アマス、ルイス・ジャクソン、ハビーブ・オグニェも今季何度か試合メンバーに含まれた。オールド・トラッフォードでニューカッスル戦を観戦するファンは、インターバル中にアカデミーの次世代を担う才能を称える機会を得る。
直近5シーズンの受賞者
2022-23:コビー・マイヌー
2021-22: アレハンドロ・ガルナチョ
2020-21:ショラ・ショレティレ
2019-20:アンソニー・エランガ
2018-19:メイソン・グリーンウッド