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ラッシュフォードに最適なポジションをサウスゲイト監督が示唆

月曜日 19 6月 2023 15:56

イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督が、マーカス・ラッシュフォードがどこでプレーするのが最も効果的か、という議論について持論を語った。

マンチェスター・ユナイテッドのフォワードは、金曜日の夜に行われたユーロ2024予選のマルタ戦では左サイドでプレーし、シニア代表デビューを果たしたエベレチ・エゼとうまく連携をとりながら、生き生きとしたプレーを披露した。

ラッシーのこの試合でのパフォーマンスは、サウスゲイト監督にとって、今夜(月曜日)オールド・トラッフォードで行われる北マケドニア戦での起用法についてのヒントにもなったことだろう。グループCでの勝率100%を目指すイングランド代表にとって、これは重要な意味をもつ一戦だ。

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来シーズン、マーカスがユナイテッドで主にプレーするポジションは?

北マケドニア戦を前にした会見の席で、サウスゲイト監督は、昨季ユナイテッドで30ゴールを挙げ、サー・マット・バスビー年間最優秀選手賞にも選ばれた我らがフォワードについて質問を受けた。

「今のところ、彼は9番よりも左サイドの方がいいと思う。しかし彼は今年、9番としても確実に進歩したし、より大きなインパクトを与えている」とサウスゲイトは答えた。

「それから、彼はサブとしても非常に優秀だと私は感じている。サブとして出場した時の彼のメンタリティは常に良いものだ。もっとも、サブでありたい選手はいないと思う。みんな先発したいだろうからね」。

サウスゲイトは、生粋のレッドであるマーカスが、イングランド代表のシャツをまとってシアター・オブ・ドリームスのピッチを駆けめぐることがどれほど特別なことかを理解している。また、U-21時代から彼を知る指揮官は、我らが10番のキャラクターをよく理解しているとも感じているようだ。 「彼とは一緒にワールドカップを戦った。その期間中、彼とは常に話をしていた」。 「U-21の頃から一緒にやっている。彼はロイ(ホジソン)のチームにいて、その後、私たちのところに戻って1試合だけプレーした。我々は常に良いコミュニケーションをとってきた」。 「なので彼のことはよく知っているつもりだが、常にわかりやすい人物というわけでもない」。

エリック・テン・ハフ監督のもと、レッズで素晴らしいシーズンを送ったラッシュフォードは、金曜のマルタ戦でも技ありのドリブルを披露するなど、万全の状態で今回の代表ウィークに臨んでいる。マーカスのパフォーマンスについて尋ねられたサウスゲイトは、ユナイテッドの指揮官が就任初年度からクラブに与えた影響を指摘した。

「顕著なのは決定力だ。シーズンが進むごとに、彼がチャンスを得れば決めるだろうと期待できるようになっていたと思う」。

「昨シーズンは、確実性はより低かったように感じる」。

「エリックと一緒に仕事をする中で、彼はオフ・ザ・ボールの動きも改善したようだ」。

ラッシュフォードとイングランドにとって、思い出に残る一夜となる舞台は用意された。長かった2022-23シーズンの締めくくりとしては最高の場だ。

「彼はイングランドのためにプレーすることが本当に好きなんだ」とサウスゲイトは語った。「イングランド代表としてプレーすることは誇りであり、オールド・トラッフォードで行われるイングランド戦が、彼にとって特別な瞬間になるのは間違いない」。

「観客を興奮させ、良いプレーをするのが我々の任務だ。もともとここは素晴らしい観客が多いしね」。

「昨年はリーズで試合したが、あのときも雰囲気は格別だった。マンチェスターもきっと同じだろう。我々にとってもエキサイティングだし、満員御礼の会場でプレーすることで、試合にもエッジを加えてくれる。もちろん、相手もその雰囲気に後押しされて、いいパフォーマンスをしたいと思うだろうから、それにもしっかり備えておく必要がある。でも、先ほども言ったように、我々は良い試合がしたいのだ。サポーターを楽しませ、そして試合に勝ちたい」。

「マンチェスターで、北の地で試合ができることをうれしく思う。こうしたことはとても重要だ。代表チームは、南部だけでなく、全国民がフォローするものだ。プライドを持って、人々に興奮をもたらすような試合ができることを望んでいる」。

 

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