ユナイテッド

ミュンヘン飛行機事故慰霊祭概要

日曜日 06 2月 2022 04:25

ミュンヘンでの航空惨事から64周年を迎え、現地2月6日の日曜日にオールド・トラフォードでファン主導の慰霊祭が執り行われる。

昨年はパンデミック関連の規制により開催が不可能だったため、2月6日の記念日に伝統的なセレモニーが開催されるのは2020年以来になる。

例年通り、ファンによる、ファンのための礼拝が行われ、サポーターグループMunich58がコーディネート、元クラブ牧師のジョン・ボイヤーズ師が式典の司会を務める。

礼拝の順序が記載されたイベントパンフレットはこちらから

ミドルズブラ戦で選手が着用した喪章

式典は、日曜日の現地14:40にオールド・トラッフォードの東スタンド前庭にあるミュンヘン記念碑の下で始まり、The Flowers of Manchesterの演奏を含む詩と歌で構成される予定。この痛ましい事故で命を落としたすべての人々の名前が読み上げられ、64年前に飛行機事故が起きた時刻である15:04 に2分間の黙祷が捧げられる。

オールド・トラッフォードまで行けなくても、哀悼の意を表したいというファンは、MUTV、ManUtd.com、マンチェスター・ユナイテッド公式アプリでライブサービスの視聴が可能。

金曜日にオールド・トラフォードで行われたFAカップ4回戦のミドルズブラ戦では、キックオフに先立ってラルフ・ラングニック暫定監督とクリス・ワイルダー監督がピッチに花輪を置き、哀悼の意を捧げた。試合中、選手たちは黒い腕章を着用した。

ストレトフォード・エンドでは、キックオフに先立ってファンによる巨大な横断幕が広げられ、「We'll never die」という力強い言葉が掲げられた。

オールド・トラッフォードでの旗は、水曜日の夜に行われるU-18の試合が終わるまで、永遠の敬意を表してハーフマストで掲揚される予定だ。

ラングニックは、公式マッチプログラム『United Review』の監督コラムで、犠牲者へ哀悼の意を捧ぐ重要性を強調している。

「この試合は、ミュンヘンでの飛行機事故の記念日に最も近い試合であり、例年通り、クラブはキックオフに先立って、式典を行う」

「このクラブが毎年歴史的な大事故に敬意を表していることにいつも感心している。この伝統はマンチェスター・ユナイテッドのストーリーの大きな部分を占めている。それ故に、常に続けることが重要だ」

ミュンヘンでの事故に思いを寄せて 動画

ミュンヘンでの事故に思いを寄せて

ミドルズブラ戦の前には、週末にアニバーサリーを迎えるミュンヘンでの飛行機事故で亡くなった犠牲者に哀悼の意が捧げられた。

ハリー・マグワイアもミュンヘン記念日がいかに重要であるかを理解している。

「航空事故の記念日であり、大きな悲劇であるが、クラブがファンとの一体感を示すために多くの伝統と基盤を築いてきた悲劇であり、本当に重要な日だと思う」と、キャプテンは語った。

「クラブは一体感を示している。再び立ち上がるという精神を何年にも渡って示している」

この週末にアーセナルと対戦するマンチェスター・ユナイテッド女子チームは、アウェイゲームで黒い喪章を着用。アカデミーの選手も追悼の花を供え、同じく喪章を着用する。

ミュンヘンでも、マンチェスター・ミュンヘン記念財団のメンバーが、マンチェスター広場として知られる墜落現場で毎年行っている礼拝を再開され、クラブ、元マンチェスター・ユナイテッド選手協会、そしてファンを代表して花輪が捧げられる。2分間の黙祷の後、伝統的なFlowes of Manchesterの合唱が行われる。

この事故に関する詳細は www.manutd.com/munich

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