新天地で活躍する期限付き移籍組
マンチェスター・ユナイテッドから期限付きで他チームに移籍した選手たちが早くも結果を残している。その代表格は、アストン・ヴィラ戦でウェストハム・ユナイテッドの勝利に貢献したジェシー・リンガードだ。
日曜のリヴァプール戦に出場できなかったリンガードは、ヴィラ戦で先発出場し、10番のポジションで躍動した。
リンガードは、マイケル・アントニオからのアシストを受けて2ゴールを記録し、ウェストハムは3-1で勝利。
Perfect start, 2 goals, 3 points 🤝🙏🏾 #Jlingz pic.twitter.com/STbGfEkVYL
— Jesse Lingard (@JesseLingard) February 3, 2021
デイヴィッド・モイーズ監督は「今日のようなプレーを続けてくれれば、これからもウェストハムのために素晴らしい仕事をしてくれる。それに、イングランド代表にだって復帰できる。今日のようなプレーが標準の状態に戻ってもらいたい」と語った。
「コンディションの状態、マッチフィットネスやキレの部分が気がかりだった。マンチェスター・ユナイテッドでハードな練習をこなしていただろうから、そこまで心配はしていなかった。ただ、出場時間が少なく、シャープなプレーができるかどうかだった」
「良い状態にあるところを見せただけではなく、2ゴールも決めてくれた。最高のデビューになったね」
リンガードは、試合後ウェストハム���式ウェブサイトに「今は28歳で、全盛期。毎週のようにプレーしたい」と述べた。
「良い決断だったし、このまま状態を維持したい。得点を決めて、チームが勝ってくれるのはボーナスのようなもの。でも、ピッチに戻って、フットボールを楽しむことが先決だった。笑顔でプレーすることが大事だった」
Jesse Lingard’s game by numbers vs. Aston Villa:
— Statman Dave (@StatmanDave) February 3, 2021
91% pass accuracy
21 final third passes
6 attempted take-ons
6 shots [3 on target]
2 successful take-ons
2 chances created
2 ball recoveries
2 goals
Outstanding. 👏👏👏 pic.twitter.com/eC7ECXQ7Ps
ジェシーに加えて、ジェームズ・ガーナーも、ノッティンガム・フォレストで初先発出場を果たしている。
今シーズン前半戦はワトフォードに期限付きで移籍していたガーナーは、チャンピオンシップでのコヴェントリー・シティー戦でマン・オブ・ザ・マッチに選出される活躍だった。
フォレストのクリス・ヒュートン監督は「ジェームズのプレーには満足している。19歳とは思えない落ち着きだ。今日のプレーを見る限り、前半戦をこのディビジョンのトップ6のチームでプレーしていたかのようだった。これまでに17試合か18試合に出ていて、11試合で先発に起用されている。彼の貢献は大きかった」と称えた。
— James Garner (@jgarnerr96) February 2, 2021
ベルギーのクラブ・ブルッヘに期限付き移籍したタヒス・チョンもゴールを決めている。
オルサ・ブラーケルとのベルギーカップに出場したチョンは、わずか3分でハンス・ヴァナケンの得点をアシスト。
そして自身もスルーパスに反応して左足でゴールを決め、チームの5ゴール目をマークした。