ジョン・オシェイが引退を発表
38歳の誕生日を迎えたジョン・オシェイが、プロ選手引退を発表した。
アイルランド代表としても118試合に出場したオシェイは、現在チャンピオンシップのレディングに所属している。1月にレッズがエミレーツFAカップでレディングを対戦した試合でもベンチ入りしていた。
レディングは日曜のバーミンガム・シティー戦で、今シーズンの全日程を終えた。
サー・アレックス・ファーガソン監督に重用されたオシェイは、2011年には、サンダーランドでかつてのレッズでのチームメイト、スティーブ・ブルースとコンビを組んだ。昨年レディングに移籍するまでの7シーズン、サンダーランドでプレーした。🎂 We're wishing you a very happy birthday, Sheasy — and all the best in your retirement!
— Manchester United (@ManUtd) 2019年4月30日
Thanks for the memories 🔴 pic.twitter.com/TfCxNoBHhv
ユナイテッドサポーターも、数々のオシェイの名シーンを記憶している。ニューカッスル戦では、サイドバックで獅子奮迅の活躍をする彼の姿を見たサポーターから『ジョニーがウィングを突破するとき~♪』というチャントが生まれた。また、2007年のリヴァプール戦での彼のドラマチックな決勝打も忘れがたい。このシーズンのタイトルレースにおいて、リヴァプールサポーターを前にしてのこの勝利は大きなキーポイントだった。
また、2005年のアーセナル戦での4-2勝利においても、オシェイは重要な役割を果たした。2003年、オールド・トラッフォードにレアル・マドリーを迎えたチャンピオンズリーグでの一戦でも、見事に相手のスター選手、ルイス・フィーゴを封じ込めている。
自身のインスタグラムでオシェイは、「21年間、私は非常に恵まれたキャリアを過ごすことができた。しかし正式に現役から引退する時がきた。それがこの日曜だ。
私を信じて、チャンスを与えてくれたすべての人々に感謝している。すべての監督、コーチ、チームメイトやスタッフに心からお礼を言いたい。それからキャリアを通じて私を励まし続けてくれた親愛なる家族にも。
それからファンの皆さんに。いつも変わらぬサポートを与え続けてくれた皆さんには本当に感謝している。いま、私は次章に進む時がきた。その次の活動の場で、皆さんに恩返しができることを願っている」
マンチェスター・ユナイテッドの関係者一同は”シェイジー”のこれからの活躍を心からお祈りしています。