ユナイテッド

フアン・マタ「マイホームタウン」

月曜日 18 11月 2019 23:12

マンチェスター・ユナイテッドのフアン・マタがスペインで育ったこと、彼以外にも著名なスポーツ選手が生まれたオビエドでの生活などについて語った。

あなたのホームタウンについて聞かせてください。
僕のホームタウンは、オビエド。スペイン北部のアストゥリアスにあって、そこで育った。両親の地元でもあるんだ。父は元フットボール選手で、幼い頃の記憶で覚えているのは、ボールを蹴っていたこと、姉とプレーしていたこと、父の練習や試合を観に行っていたことだね。フットボールは自分にとって大きなパートを担っていたものだったんだ。幼い頃は楽しかった、学校で友達がたくさんできてね。彼らとは今も友人。みんなとフットボールをやって、今では自分が選手になった。

地元で頻繁に通った場所は?
地元チームのレアル・オビエドの試合をよく観に行ったね。カルロス・タルティエレというスタジアムで、今は新しくなった。隔週で観に行っていた。友達もみんなサポーターだったから、フットボールで繋がっていた。

つまり、ホームタウンとフットボールの繋がりは深い?
間違いないね。フットボールはスペインで最も盛んなスポーツだし、子供はみんな学校でやっているよ。フットボールのおかげで友達にも恵まれた。プレーするだけでなく、試合も観に行って、プロのフットボール選手になることに憧れた。

ほかにしていたことは?
年齢が上になってからは旅行にも行ったね。学期の終わりには、マドリードに遠足で行ったり。休みの時期にはスペイン国内を旅行したよ。どれもしあわせな思い出ばかり。育つ過程で大事なのは、楽しむこと。フットボールを一緒にやって、勉強して、お互いを知る。そういう時期を思い出せるのはいいものだね。

頻繁に行っていたお店はありますか?
キャンディショップのことかな? 学校の近くにあったから、金曜になると行っていたよ。金曜は週で好きな曜日だった。午後に学校が終われば、週末が待っていたからね。キャンディショップに行って、お菓子、チョコレートを買って、フットボールをプレーしていた。日曜が好きじゃなかったのを覚えているよ。宿題をやらないといけない日だったんだ。土曜にフットボールの試合があって、日曜の夜は嫌な気分になったものさ。月曜の朝8時から算数の授業があって、また学校に行かないといけないと思っていた。決して理想的とは言えなかったよ。

あなた以外にも、地元で有名なフットボール選手は?
オビエドはそこまで大きなチームではないけれど、プレミアリーグ、スペイン1部でプレーした選手が何人かいるよ。例えば、みんなが知っているアーセナルレジェンドのサンティ・カソルラ。今はビジャレアルでプレーしていて、素晴らしい選手だよね。彼もレアル・オビエドのアカデミー出身。スウォンジーでプレーしたミチュもレアル・オビエド出身で、2、3シーズン素晴らしいプレーをしたストライカー。アトレティコ・マドリーなどでプレーしたアドリアン・ロペスも偉大なストライカー。だから、オビエド出身で、強豪でプレーした選手は数名だね。競技は違うけれど、F1のワールドチャンピオンになったフェルナンド・アロンソも地元が一緒なんだ。

F1レジェンドのフェルナンド・アロンソもオビエド出身

地元には頻繁に帰っていますか?
そうだね。できる限り帰るようにしているよ。家族が住んでいるから、シーズン中、休暇中も、時間があれば帰るようにしている。友達の大半はマドリードかバルセロナに住んでいるから、彼らを訪ねる時もある。でも、地元に帰れば家族に会える。それが最高だね。従兄弟、叔父たちにね。地元感があって、帰るのは良いものだよ。

今ホームタウンと呼べるのはどこですか?
今はマンチェスターも地元のように感じる。感じる。この街に来てから、マンチェスターが好きになったし、練習場に近いヘイル、ボウドン地区に住んでいるんだけれど、そこも良いところ。とてもリラックスできる。レストランも、コーヒーショップもあるし、イングランドでとてもしあわせに暮らせているよ。イングランドでプレーするようになって8年かな。スペインでのキャリアよりも長くなった。それだけしあわせということ。

地元とマンチェスターを比較してみて、どうですか?
そうだね、どの国も文化や伝統が異なる。スペインとイングランドでは、暮らしも異なる。いつもやろうとしているのは、これまでにプレーしたどのクラブでも、その場所にアジャストするということ。イングランドと比べると、スペインでは、食事、外出するタイミングも遅い。でも僕は慣れているから、不満も何もないんだ。

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