マタ

チェルシー戦に向け準備万端のマタ

木曜日 18 10月 2018 07:00

今週の土曜日、マンチェスター・ユナイテッドはスタンフォード・ブリッジでチェルシーと対戦する。フアン・マタにとっては、古巣のチームであり、元チームメートとの対戦だ。

2014年の1月にユナイテッドに移籍するまでの3年半をチェルシーで過ごしたマタは、同クラブで135試合に出場し、33ゴールという成績を収めた。

土曜日の試合前にMUTVのインタビューに応じたマタは、4年前に退団してからも、チェルシーのメンバーがほぼ変わっていないと語った。

「チェルシー戦は、いつだって自分にとって特別な試合だし、難しい試合になる。強豪だからね。監督は変わったけれど、選手はほぼ一緒。スタイルは一定のものがある」

「多くの選手、それにバックルームのスタッフも知っているよ。セサル・アスピリクエタは優れた選手で、チェルシー時代の友人だった。ダビド・ルイスもまだプレーしているし、ウィリアンもいる。エデン・アザールも、ガリー・ケーヒルも友人。今も僕が知っている選手が所属している」

フアン・マタ 言う

スペイン人の僕でも“アスピリクエタ”と発音するのは難しい。イングランドの人には、単に彼を“デイブ”と呼ぶ方が簡単。

マタは、アスピリクエタのニックネームについて聞かれた。非常に発音が難しい名字の同選手は、ファンやチームメートから「デイブ」という愛称で呼ばれている。これは、テレビドラマ“オンリー・フールズ・アンド・ホーセズ”から取ったもので、主役が友人であるロドニー・トロッターの名前を常に間違えて「デイブ」と呼んでいる。

「スペイン人の僕にも“アスピリクエタ”という発音は難しい。イングランド人にとっては、短く『デイブ』と呼ぶ方が簡単だからね」

新監督のマウリツィオ・サッリは、就任1年目にしてチームを上手く機能させている。現時点では、得失点差こそあるものの、勝ち点は首位マンチェスター・シティーと並んでいる。

「相手は強豪だし、能力の高い選手が揃っていると思う」と、マタは言う。

「アザール、ウィリアン、ペドロ、セスク・ファブレガス、それにジョルジーニョを獲得した。サッリ監督のスタイルに完璧にフィットする。今のチェルシーの活躍には驚いていない。今のようなプレーができる選手が揃っている」

マタ「ベストパフォーマンスが必要」

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ユナイテッドは、チェルシー戦を皮切りに、11月のインターナショナルブレークまで、チャンピオンズリーグでユヴェントスと2度対戦し、エティハドでシティー、ホームでエヴァートン、敵地でボーンマスと対戦する。

マタは、逆転勝利を収めたニューカッスル戦をきっかけに、今季開幕から最大の試練を乗り越えたいと話す。

「スタンフォード・ブリッジでの試合は、いつだって難しい。でも、ニューカッスル戦の後半20分、25分、45分で見せたプレーをトライしないといけない。あの試合の後半は非常に良かったから、きっかけにしないといけない。自分たちのプレーをして、勝てるように努力しないといけない。それから次の試合のことを考えるんだ」

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