ショー「全て出し尽くさないといけなかった」
ルーク・ショーは、エミレーツFAカップの決勝進出に貢献できたことを喜んだ。
ユナイテッドは、セビージャに敗れたヨーロッパリーグから3日後、PK戦に7-6で打ち勝ち、強豪ブライトン&ホーヴ・アルビオンを下した。
ショーは、ウェンブリーでセンターバックとして自信に満ちたプレーを披露して勝利に貢献した。そしてチームは、6月3日にウェンブリーで行われるシティーとの決勝戦に臨む。
「木曜日の夜は勝てなくて、十分なプレーもできなかった」と、 ショーはMUTVに語った。「それがハッキリしていたので、立ち直らないといけなかった」
「ヨーロッパリーグは僕たちにとって非常に重要だったのに、負けてしまった。ただ、僕たちはこの大会にも勝ちたい。今日は、難しい相手との大きな試合だった」
「今日はすべてを出し切らなければいけなかったし、また決勝に進出できて、チームにとっても僕たちにとっても本当にうれしい」
「シティーとの試合はいつも特別だけれど、最後にトロフィーを獲得できるのは大きな励み。それに、勝ちたいんだ」
リサンドロ・マルティネスとラファエル・ヴァランヌが負傷し、ハリー・マグワイアが出場停止となる中、ショーはビクトル・リンデロフとコンビを組み、シーガルズとの厳しい戦いを制した。
「このポジションでプレーしているときは、本当に楽しい。H(マグワイア)が出場停止で、怪我をしていた選手もいたし、今日はそこ(センターバック)でプレーすることになるだろうと思っていた」
「ここ2、3日、監督が僕に何を望んでいるのか、たくさん話をした。どのポジションだろうと、チームの力になりたい。今日は力になれたら嬉しいね」
リンデロフは冷静に決定的なPKを決め、ユナイテッドは今シーズンの国内2冠達成のチャンスを手に入���た。
ショーは、勝敗がつかなければ自分もPKを蹴るはずだったが、「正直なところ、最初の5人の中にいたほうがよかった」と話した。
「自分の出番を待ち続けるのは心もちがよくないよ。でも、もし自分が蹴ることになれば必ず成功させられると思っていた。でも幸運にもビクトルが決めてくれた」
「トレーニングでPKの練習を何度もしてきたし、ビクトルのテクニックは素晴らしいから、絶対に外さないと確信していた」
シティーとの決勝戦を考える前に、ユナイテッドはプレミアリーグでいくつかの重要な試合に直面する。ショーは、トップ4入りを目指すチームを応援してくれる素晴らしいファンに呼びかけている。
「彼らは信じられないほどチームを助けてくれた。いつも一緒に戦ってくれる。それが大事なんだ」
「プレミアリーグではまだ多くの試合が残っていて、今シーズンはトップ4に入ることが重要だけれど、ファンのみんなはシーズンを通して素晴らしい存在」
「願わくば、最後の追い込みが来て、ファンのみんなには最後の試合に来てもらいたい」