ショー「カゼミーロはとても重要な戦力」

ブラジル人MFは、直近のプレミアリーグ3試合を欠場している。アーセナルとのアウェー戦ではイエローカードの累積による1試合の出場停止処分。そしてクリスタル・パレス戦で受けたレッドカードによる3試合の出場停止処分で、リーズ・ユナイテッドとのホーム＆アウェーの2連戦（2-2のドローと2-0の勝利）を欠場、そして日曜のレスター・シティー戦で、3試合目を消化する。

ショーは、カゼミーロの不在は「大きな痛手だった」と語ったが、欧州カップ戦への出場資格はあるため、カゼミーロはこのバルセロナ戦には出場可能だ。カンプ・ノウは、彼がレアル・マドリー在籍時代に何度も訪れたスタジアムでもある。

「彼がいない試合を見れば、彼がチームにとっていかに重要な存在であるかわかると思う」とショーは試合前の記者会見で語った。

「とくに僕たちディフェンダーは、彼のポジショニングのおかげで、絶大な安心感を得ることができているんだ」。

「彼はタックルをしかけてボールを奪い返すのが好きだからね。だから僕たちは、奪い返しに行きたいから、あえてボールを奪わせているんだろう、なんて言っているくらいさ！」。

「彼は僕たちにとってものすごく重要な選手だ。明日の試合で彼がチームに戻ってくることを本当に嬉しいと思っている。彼がいない試合は厳しかったからね」。

カゼミーロがレアル・マドリーからユナイテッドに加入したのは2022年8月22日で、それまでにレッズは開幕からの2試合、ホームのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン戦とアウェーのブレントフォードに敗れていた。

しかし彼の加入以降は、レッズは全コンペティション合わせて34試合中、4試合しか負けていない。ショーは当時の自分と比べてどう成長したと感じているのだろうか、そしてその向上の理由は、エリック・テン・ハフ監督のマネジメントにあるのだろうか？

「最初の2試合は、僕自身だけでなく、チームも本来あるべき姿からほど遠かったと思う」とショーは答えた。

「厳しいスタートにはなったけれど、でもそこから学んで、個人としてだけでなくチームとして成長することができている」。

「今はその団結力がパフォーマンスや方向性に表れていると思う。もちろん、監督のおかげでもある。彼は本当に素晴らしい指導者で、僕を信頼してくれている。今は、その信頼に応えるために、いいプレーをして、チームを助けることが僕の一番大事な目標なんだ」。

ショーはこの会見の席で、バルセロナ戦では、テン・ハフ監督に抜擢され、すでにビッグマッチで好戦しているセンターバックでプレーするのか、それとも、日曜日のリーズ戦でマーカス・ラッシュフォードの先制点を絶妙なクロスでアシストした、定位置の左バックのポジションでプレーするのか、と質問された。

「正直いってまだよくわからない。明日、監督がチームを発表するのを待たないといけないね。その時に分かると思う」とルークは答えた。

いずれにしても、リーガ・エスパニョーラで首位に立つバルセロナとの対戦は、今シーズンのユナイテッドのチームとしての成長ぶりを試す機会になるだろう、と指摘した記者の質問に、我らが23番は賛同した。

「もちろん、とても大きな試合だし、僕ら全員が楽しみにしている対戦でもある。そして、そうだね、タフなテストになるだろうし、僕らは自分たちの立ち位置を知ることになるだろう。でも今の僕らには、その準備が整っていると思っているよ」。