オーレ効果で集中力を維持
ルーク・ショーは、オーレ・グンナー・スールシャール監督の影響力により、マンチェスター・ユナイテッド全選手が集中力を維持できていると考えている。
監督の就任から好調を維持しているユナイテッドは、今週末にリヴァプールとのビッグマッチを迎える。ショーも、今節を心待ちにしていると言う。
物腰を見る限り、オーレは寛大な性格にも見えるが、ショーによれば、クラブがプレーの基準を下回ることがないよう、しっかり選手たちの手綱を締めているという。
ショーはMUTVとのインタビューで、「最大で、最高の試合だね」と、リヴァプール戦について語った。「もちろん、彼らの実力はわかっているし、両クラブのライバル関係についても理解している」と、続けた。
「この試合は、誰もが出場したいと願うもの。いつだって考えている試合。それほど大きな試合だからね。考えるだけで興奮してしまう」
チェルシーとのエミレーツFAカップ5回戦に勝利し、オーレが就任してからの13試合で11勝1敗1分を記録。パリ・サンジェルマンとの試合には敗れたものの、完璧な形で挽回に成功している。
「就任からのオーレの仕事は素晴らしいよ」と、ショー。「彼がチームの流れを一変させたし、今は非常にポジティブな雰囲気になっている」
「オーレは(普段とは異なる一面を)適切なタイミングで見せる。彼はチームの力をわかっていて、彼の基準、もしくはマンチェスター・ユナイテッドの基準を下回れば、それを言葉にして伝えてくれる」
「少し気を抜いてしまって、だらしないプレーをしたこともあった。そうすると、監督である彼が、チームに求めることを言ってくれる。言ってもらえるのは良いことだし、チームに必要なことでもある。気を抜いている時には監督にお灸を据えてもらうことがね」
「そのおかげで全員が集中力を維持できている。彼は本当に素晴らしい人で、最高の監督だよ」
リヴァプールは、ミッドウィークにアンフィールドで行われたバイエルン・ミュンヘン戦をゴールレスドローで終えた。今週末の試合では、フィルヒル・ファン・ダイクが出場停止から復帰予定で、彼らも今節に勝ち、週末はウェンブリーでチェルシーとカラバオカップ決勝で激突するマンチェスター・シティーからリーグ首位の座を奪還したいと考えているに違いない。
「同じことを言い続けているけれど、自分たちのプレーを続けないといけない。PSG戦ではつまづいてしまったけれどね。これからしっかり練習して、試合を楽しめれば、結果はついてくる」