マンチェスター・ユナイテッド 2-1 リヴァプール
マンチェスター・ユナイテッドは、プレミアリーグの開幕2連敗から立ち直り、ライバルのリヴァプールを相手に2-1の素晴らしい勝利を収めた。
エリック・テン・ハフ監督は、先週末のブレントフォード戦で先発したメンバーから4人を変更し、大きな反響を呼んだ。
後半にモハメド・サラーがヘディングシュートを決めたものの、ジェイドン・サンチョとマーカス・ラッシュフォードのゴールは勝利を決定付けるのに十分なものだった。
ユナイテッドは立ち上がりから攻め上がり、後方はリサンドロ・マルティネスを中心とした守備を敷いた。
序盤から攻勢のユナイテッドは、ラッシュフォードがリヴァプールの守備の裏を狙い、シュートで終われそうな場面もあったが、フィルヒル・ファン・ダイクに行く手を阻まれてしまう。
10分前にはアントニー・エランガがゴールに迫った。スコット・マクトミネイのスルーパスがブルーノ・フェルナンデスに渡り、ブルーノが残したボールにエランガがシュート。しかし、これはポストに嫌われた。
しかし、オールド・トラッフォードのファンは、それから5分も待たずに先制点の瞬間を目撃することに。エランガがリヴァプールのエリア内にボールを運び、サンチョにパス。ボールを受けたサンチョは複数のディフェンダーに囲まれていたが、落ち着いてジェームズ・ミルナーをかわし、アリソンの頭上を越えてゴールを決め、ホームのユナイテッドが均衡を破る。
追うリヴァプールは、ルイス・ディアスが同点ゴールを狙うも、ユナイテッドのプレッシャーの前にチャンスを作り出せない。
その数分後、クリスティアン・エリクセンがフリーキックから直接ゴールを狙うも、アリソンが反応して枠を外れる。
相手の執拗な攻撃にもかかわらず、ユナイテッドのバックライン、特にラファエル・ヴァランヌとマルティネスはうまく連携し、相手を寄せ付けない。ハーフタイムのホイッスルの直前には、フェルナンデスのディフレクションをマルティネスがクリアーで回避する場面もあった。
後半は、リヴァプールが勝負に出たものの、またしてもユナイテッドの最終ラインが立ちはだかる。
相手にプレッシャーをかけ続けて流れを変えたユナイテッドは、勝負を楽にする追加点を記録。ハーフタイムに交代したアントニー・マルシャルにボールが落ち、ラッシュフォードにスルーパス。アリソンとの1対1になるも、ラッシュフォードは冷静にシュートを決めて2-0。
リヴァプールは後半、ファビオ・カルバーリョのシュートをデ・へアが弾いたボールをサラーがヘディングで押し込み1点を返す。しかし、ユナイテッドはロスタイムの5分間を巧みに使い切り試合終了。その瞬間、サポーターがチームを大きな歓声と拍手で称えた。
試合ハイライト
試合後に短縮版、そして拡大版ハイライトが視聴できる。
試合情報
ユナイテッド: デ・へア;ダロト(85分にワン・ビサカと交代)、ヴァランヌ、マルティネス、マラシア;エリクセン(85分にファン・デ・べークと交代)、マクトミナイ;サンチョ(70分にフレッジと交代)、フェルナンデス、エランガ(45分にマルシャルと交代);ラッシュフォード(85分にロナウドと交代)
出場機会がなかったサブ:ヒートン、マグワイア、ショー、ガルナチョ
得点:サンチョ(15分)、ラッシュフォード(53分)
イエローカード:ヴァランヌ、ダロト、フェルナンデス
リヴァプール:アリソン;アレクサンダー・アーノルド、ゴメス、ファン・ダイク、ロバートソン(85分にツィミカスと交代);エリオット、ヘンダーソン(58分にファビーニョと交代)、ミルナー(73分にカルバーリョと交代);ディアス、フィルミーノ、サラー
出場機会のなかったサブ:エイドリアン、デイヴィス、クラーク、バジェティック、フィリップス、ファン・デン・ベルフ
得点:サラー(81分)
イエローカード:アレクサンダー・アーノルド