ユナイテッド

ポルトとの歴史

木曜日 27 8月 2020 13:41

来シーズンのチャンピオンズリーグ・ポット1に入るチームを紹介する企画も、バイエルン・ミュンヘン、ユヴェントス、PSGまで終わった。

今日は1987年と2004年に欧州王者に上り詰めたFCポルトを紹介する。ポルトは、昨シーズンのプリメイラ・リーガで優勝してトップシードに組み込まれた。

過去の対戦
これまで欧州で8度対戦し、3勝2敗3分を記録。1977年のカップ・ウィナーズ・カップでは2試合合計6-5で敗れたが、それから20年後のチャンピオンズリーグ準々決勝で対戦した際には、オールド・トラッフォードで4-0で勝った影響が大きくリベンジに成功している。その後、のちにユナイテッドの監督になるジョゼ・モウリーニョが指揮を執った2004年に敗れ、ポルトはチーム史上2度目の欧州制覇を成し遂げた。11年前にもチャンピオンズリーグ準々決勝で対戦し、クリスチアーノ・ロナウドが35ヤードからのシュートを決めて勝利を収めている。

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両クラブでプレーした選手
ユナイテッドはポルトのライバル、ベンフィカとスポルティング・リスボンに所属した選手と縁があるが、ユナイテッドとポルトのファーストチームでプレーした選手は3人しかいない。その中で最も大きなインパクトを残したのは、2007年にポルトからやって来たアンデルソンだろう。その翌年にはチャンピオンズリーグ優勝に貢献した。現在のチームには、ポルトから加入したディオゴ・ダロトがいる。2014-15シーズンに所属したラダメル・ファルカオも以前ポルトでプレーし、2011年のヨーロッパリーグ優勝に貢献した。2014年にユナイテッドで1試合に出場したセイディー・ヤンコは2018年にポルトに移籍したが、まだポルトガルでの公式戦には出場していない。
2019-20シーズン
今年の7月、スポルティングに2-0で勝利し、過去3年で2度目のプリメイラ・リーガ優勝が決定した。シーズン序盤はベンフィカを追っていたが、2月のホームゲームでライバルと対戦した際に3-2で勝って流れが変わった。その後ベンフィカはリーグ9試合で2勝しかあげられず、差を縮めたポルトが逆転し、クラブ史上29回目の優勝を果たした。また、8月にはタッサ・デ・ポルトガル決勝でベンフィカを2-1で下し、国内2冠を達成している。
動画
ロナウドのワンダーゴールを見よ!
スター選手
2冠達成はチームによるところが大きかった。昨シーズンのポルトは109ゴールを決め、フランシスコ・ソアレスがチーム最多の19ゴール、同選手以外にも4人が二桁ゴールをマークした。その中の一人、左サイドバックのアレックス・テレスはリーグ戦だけで11ゴールを記録。ストライカーのムサ・マレガも同じだけゴールを決めている。彼は2月のアウェイゲームで客席から人種差別を受けると、勇気を持って自主的にピッチを後にした。また、元レアル・マドリーのぺぺも今年1月に加わり、10年以上ぶりに古巣に復帰した。
監督のセルジオ・コンセイソン

監督
現役時代にラツィオ、インテル・ミラノ、パルマのミッドフィルダーだったセルジオ・コンセイソンが2017年から指揮を執っている。これまでにリーグ優勝2回、カップ優勝1回、そして2019年にはリヴァプールに敗れたもののチャンピオンズリーグ準々決勝まで勝ち進んだ。昨年の夏プレミアリーグのチームの監督就任の噂もあったコンセイソンは、これまでポルトガルのオリャネンセ、アカデミカ、ブラガ、ヴィトーリア・ギマランイスで指揮を執り、フランスのナントの監督も務めた。

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