レス

1月の移籍市場では4、5人のレンタルを計画

マンチェスター・ユナイテッドは、選手をレンタル移籍に出す際は、常にその移籍先が最適かどうか、その後のキャリアに実りをもたらすものであるかを慎重に吟味する。

今年8月のLeasing.com杯でロザラム・ユナイテッドに勝利した試合での成熟したパフォーマンスで、ニール・ウッズ率いるユースチームの選手たちの評価は一段と向上した。

リーグ・ワンの相手と渡り合ったことは、若手選手たちの能力を示す格好の指針となった。

フットボール界では物事はめまぐるしく変化する。オーレ・グンナー・スールシャール監督はアカデミー生をシニアチームに合流させることに意欲的であり、最近ではブランドン・ウィリアムズがデビューを果たした。


ブランドン
ファーストチームに召集されたブランドン・ウィリアムズ

重要な決定には、何人かのキーパーソンが絡んでいる。新たにファーストチームのデベロップメント責任者となったニッキー・バット、アカデミーを束ねるニック・コックスらだ。そしてもちろん、アカデミーの選手たちのパフォーマンスを管理するレス・ペリー。彼がレンタル組の面倒を見ているわけだが、彼は日常的にクラブを訪ね歩き、監督やコーチ陣らと密に会話を持っている。その他にも、若手選手たちの成長具合をつぶさに観察し、分析を行うというよりパーソナルな任務を担っている。

来年1月の移籍市場についてのプランはすでに進められているが、今シーズン、好調なスタートを切っているユナテッドのユース陣は引く手あまただ。しかし実際に移籍が成立するには、あらゆる条件が整っていなくてはならない。

「非常にハードワークが必要となります。来年の1月には、4、5人の選手をレンタル移籍に出すつもりで進めていますが、当然ながらファーストチームの監督の意見も重要です」とペリーは話す。

「アンヘル・ゴメス、タヒス・チョン、ジェームズ・ガーナーの3人は当初はレンタルに出す予定でしたが、監督は、彼らをキープして、夏のツアーで様子を見たいと言いました。同じようなことは1月の移籍市場でも起きることでしょう。3人ともファーストチームに残り、どこにも行く必要がないようであれば喜ばしいですが」

「ご存知のように、このクラブでは若手選手にもファーストチーム入りのチャンスが大いにあります。選手たちはチャンスを与えられ、それをものにする。そうして何人かはすでにファーストチームのメンバー表に普通に名前が載るようになっている」

「いま他のクラブにレンタル移籍している選手たちにも十分に意識が注がれているといいと思いますね。中には移籍先にとどまることになる選手もいますが、理想としてはこのクラブに帰ってきてほしい。彼らは、よく言うところのダイヤモンドの原石なわけですから」


チョン
ユナイテッドに残ったタヒス・チョンはファーストチームの一員となっている

夏の移籍市場はユナイテッドにとって非常に実りのあるものだったとペリーは語る。

「現在のやり方には非常に満足しています。私やニール・ウッド、監督の意見をすり合わせながら選手を特定するのはニッキー・バットです」

「いろいろな機会が訪れる中で、それらをとるべきか、それとも少し置いておいて他により良いオファーが来るのを待つか。この仕事に終わりはありません。私のもとには、四六時中電話がかかってきます。選手の照会などですが、それはファーストチームの選手だけに限りませんからね」

「実際に移籍の交渉を始める前に、選手本人の意思を確認します。信じられないかもしれませんが、すべての条件にチェックが入ることが大前提です。複数のクラブが興味を示してくれていても、いずれもフィットしない、という結論に達することもある。表面上は良い移籍に見えても、我々はそうは見ていなかった、ということです。その場合は迷わずほかを当たります」


ウッド
ニール・ウッドとニッキー・バットは一人ひとりの選手の可能性を吟味している

実際に契約が終わってもまだ彼らの仕事は終わりではない。ユナイテッドでは、あらゆる選手たちへのケアを怠らないからだ。下部リーグのクラブではなかなか行き渡らない点だが、ユナイテッドでは彼らが目標を達成するために万全の状態で臨めるよう、ヤングレッズたちにも最高のサポートを供給している。

「受け入れ先のクラブで十分でないことはないか。たとえば分析について。常勤の分析担当者がいないクラブもあり、我々のようにあらゆる試合のデータをとっていないこともある。その場合は我々が選手にビデオ等を送ってやります。しかしたとえば昨年アストン・ヴィラにいたアクセル・トゥアンゼベの場合は、ヴィラに素晴らしい分析担当者がいたので、彼がアクセルにすべての資料を送ってくれていました」

「それでも我々なりのコメントを送ってあげることもあります。受け入れ先でなにか漏れている穴はないか、我々は常に注意深く観察しています。昨季フルアムにいたティモシー・フォス・メンサーのようにすでにすべてが整っているクラブにいた選手については、我々もそこまでケアする必要がなかったりするので、下部リーグのクラブに行った選手など、よりサポートが必要なところに多くの労力をかけるようにしています」。

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