マルセル

レッズ初のオーストリア人、サビツァーのこれまでの足跡

木曜日 02 2月 2023 10:58

マンチェスター・ユナイテッドに加入した最初のオーストリア人選手、マルセル・サビツァー。彼はプロ入りしてからの13年間で、クラブと代表チームで400以上の試合に出場と、豊富な経験を積んできた。

プロになって最初の4年間を地元オーストリアのクラブで過ごしたあと、2015年からはドイツのブンデスリーガが主戦場に。上昇気流にあったRBライプツィヒのキーマンの一人として躍動したあと、直近ではバイエルン・ミュンヘンで活躍していた。

2017年にはオーストリアの年間最優秀サッカー選手に選ばれた彼は、母国代表としても68試合でプレーし、12ゴールを記録している。

GKジャック・バトランド、ストライカーのヴァウト・ヴェフホルストに続く、ユナイテッドのこの冬3人目の新加入選手について、ここでさらに詳しくご紹介しよう。

オーストリアでのクラブキャリア

サビツァーはアドミラ・ヴァッカーでシニアキャリアをスタートさせ、17歳でデビュー。 オー���トリア・ブンデスリーガで52試合に出場し10得点を記録した。

2013年1月にラピッド・ウィーンに移籍し、57試合に出場して12得点をマークした。

その活躍ぶりがレッドブルのスポーツ組織の目に留まり、2014年5月にドイツのRBライプツィヒと4年契約を締結。期限付きでRBザルツブルクに移籍したシーズンは、オーストリアリーグとカップ戦のダブル優勝を果たすという成功を味わった。

ドイツでのクラブキャリア

2015年8月にRBライプツィヒでデビューしたマルセルは、在籍初年度に2部リーグからトップリーグへの昇格に貢献。2年目には32試合に出場し、ブンデスリーガで準優勝と、ライプツィヒはドイツサッカー界に衝撃を与えた。サビツァーはリーグ戦で8ゴール、4アシストを記録。翌シーズンは、主に右ウイングとして34試合に出場し、そのうち10試合はヨーロッパカップ戦でプレーした。

2018-19シーズンは右ウイングと、より中央寄りの攻撃的MFの役割を交互にこなし、全コンペティションあわせて43試合に出場、5ゴール6アシストを記録した。しかし彼のベストシーズンは間違いなく2019-20シーズンだ。ライプツィヒがヘルタ・ベルリンに4-0で快勝した開幕戦では、1ゴール3アシストと、4得点すべてに絡むという幸先の良いスタートを切った。

2020-21シーズンにはRBライプツィヒのキャプテンに任命され、ポジションもセントラルミッドフィールドに定着した。より深い位置での役割を担ったにもかかわらず、彼はそのシーズン、ライプツィヒのトップスコアラーとしてシーズンを終えたほか、200タックルを達成している。そしてクラブは、このシーズンもブンデスリーガとドイツカップで準優勝という好成績を収めた。

2021年夏にバイエルン・ミュンヘンと契約し、かつての指揮官ユリアン・ナーゲルスマンと再会。バイエルンでのデビューシーズンはブンデスリーガ25試合に出場し1得点を挙げた。このシーズンは、全コンペティションあわせて24試合に出場している。

バイエルン・ミュンヘンへの移籍が決まり、オリバー・カーンCEO(左)、ハサン・サリハミジッチ・スポーツディレクターとともにポーズをとる マルセル・サビツァー

ヨーロッパでの実績

オーストリアとドイツのブンデスリーガで何百試合もに出場しているだけでなく、サビツァーは欧州サッカーでも豊富な経験を持ち、チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグ合わせてこれまで70試合以上に出場。8ゴール11アシストを記録し、2019-20シーズンの UEFAチャンピオンズリーグでRBライプツィヒがホームで3-0と快勝したトッテナム・ホットスパー戦では、真骨頂ともいうべき一撃を決めている。

サビツァーはライプツィヒが準決勝に勝ち進んだそのシーズンのチャンピオンズリーグで9試合に出場し、4ゴール3アシストを記録。この頃は、右ウイング、セントラルMF、攻撃的MFの役割を交互にこなしていた。 

ライプツィヒ所属時代に、マルセルは2度ユナイテッドと対戦している。2020-21シーズンのチャンピオンズリーグ・グループステージでは、オールド・トラッフォードでは5-0で敗れたが、ドイツでは3-2で勝利。マルセルはアンジェリーナが開始2分に決めた先制点をアシストした。ちなみにこの両試合でマルセルはイエローカードを頂戴している。

また、いとこのトーマス・サビツァーも、LASKリンツの一員として、2019-20シーズンのヨーロッパリーグでオールド・トラッフォードでレッズと対戦している。

ユナイテッドと対戦したマルセルのハイライトシーン 動画

ユナイテッドと対戦したマルセルのハイライトシーン

ライプツィヒがユナイテッドを破った試合で、マルセルは先制点をアシスト、2点目を誘発し、さらに無効となったゴールにも絡んでいた...。

代表での経験

サビツァーは、オーストリア代表として68キャップを獲得し、12得点を記録している。2012年6月に行われたルーマニアとのホームゲームで、18歳にして国際デビューを果たした。

メジャートーナメントにはこれまで2度出場し、ユーロ2016ではオーストリアのグループリーグ全3試合に出場。ユーロ2020にも参戦した。後者ではベスト16進出に貢献し、最終的に優勝者となったイタリアをウェンブリーで延長戦に持ち込むなど奮闘した。元ウェストハムのFWマルコ・アルナウトヴィッチの背後で10番を背負い、2-1と惜敗した試合で120分間ピッチに立ち続けた。

マルセルは、これまで代表チームで2度キャプテンを務め、直近では11月に行われたイタリア代表を2-0で下したフレンドリーマッチに出場している。

マルセルの父親ヘアフリッドもストライカーで、オーストリア代表としても活躍した。

サビツァーのユナイテッドデビューはいつ?

 記事

バイエルン・ミュンヘンから期限付き移籍で獲得したマルセルの最新情報をお届け

クラブ別のスタッツ

アドミラ・ヴァッカー:52試合/10得点/8アシスト
ラピッド・ウィーン:57試合/12得点/8アシスト
RBザルツブルク(期限付き移籍): 51試合/27得点/21アシスト
RBライプツィヒ: 229試合/52得点/42アシスト
バイエルン・ミュンヘン: 54試合/2得点 /2アシスト

スタッツはTransfermarkt.co.ukより出典。

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