ラッシュフォード「正しい方向に進めている」

試合開始6分、10番のラッシュフォードが強烈なシュートでゴールを決め、後半には3ゴールを追加して第1戦に勝利した。

日曜日のリヴァプール戦の敗北を受け、ユナイテッドは反撃の狼煙を上げようと躍起になっていた。ラッシュフォードはBT Sportのインタビューに応じ、「正しい方向への一歩だ。僕たちは今、勢いをつけるために今日の勝利を生かさないといけない」と答えた。

「もう終わったことだから、日曜日に重点を置きすぎてはいけないし、結果を変えることもできない。次の試合に向けて、今は前を向かなければならない」

試合開始から終了まで、オールド・トラッフォードはユナイテッドを支え続けた。絶好調のラッシュフォードも、ファンの声援に感動した一人だった。

試合後、ラッシュフォードはMUTVに「ここでは、僕たちはひとつになれる」と語った。

「僕たちは彼ら（ファン）を、彼らのサポートを必要としている。理想的ではない展開でも支えてもらえるのは嬉しい」

アンフィールドでの敗北を受け、キャプテンが批判を受けた後、シアター・オブ・ドリームス周辺では「ブルーノ、ブルーノ、ブルーノ」というコールが起こった。

ゴールを決めたフェルナンデスについて、ラッシュフォードは「ブルーノは、今日も素晴らしいパフォーマンスを見せた。いいゴールを決めたし、全体的なパフォーマンスもとても良かった」と称えた。

また、後半にオールド・トラッフォードでの初ゴールを決めたヴァウト・ヴェフホルストにも同じように賛辞を送っている。「彼はチームのために素晴らしい仕事をしてくれている、それはみんな知っている。ただ、やっぱりゴールは嬉しいものだし、ハードワークを続ける理由にもなる」

「彼の活躍は本当に嬉しいし、もっと活躍してもらいたいね」

ユナイテッドは3点リードを保持し、1週間後（3月16日）スペインでの第2戦に挑む。ラッシュフォードは、この戦いがまだ終わっていないと強調した。

「これはフットボール。何が起こるかわからない」

「僕たちは正しいメンタリティで次の試合に臨んで、仕事を成し遂げなければならない;。状況はいいけれど、まだ終わっていない」