周囲を驚かせたいグリーンウッド
メイソン・グリーンウッドは、マンチェスター・ユナイテッドのファーストチームで戦う1年目の今シーズン、すでに満足してもおかしくはないゴール数を記録しているが、さらに得点を決めたい、というハングリーな精神の持ち主だ。
18歳のグリーンウッドは、先月のエミレーツFAカップ、トレンメア・ローヴァーズ戦でPKを成功させ、2019-20シーズンのゴール数が10に到達した。
昨年の9月にオールド・トラッフォードで行なわれたヨーロッパリーグのアスタナ戦で初ゴールを決めたグリーンウッドは、プレミアリーグ、カラバオカップ、U-21イングランド代表、プレミアリーグ2で戦うユナイテッドのU-23、それからLeasing.com Trophyでもゴールを決めた。つまり、今シーズン出場した全ての大会でゴールを決めたことになる。
グリーンウッドは、Aonトレーニングコンプレックス内のアカデミービルディングでMUTVのマーク・サリバンとのインタビューに応じ、1年前に敵地で行なわれたパリ・サンジェルマンとのチャンピオンズリーグでのデビューから現在までを振り返った。
「全てのことがあまりにも早く進んでいて、わきまえないといけない。監督や、チームメートの話に耳を傾けないといけない」
「ここまで大変だったけれど、なりたい自分には程遠い。これからも努力し続ける」
「ただ、もしシーズン開幕前に、誰からから『マンチェスター・ユナイテッドでの1年目に10ゴールを決める』と言われたら、喜ぶと思う。それができた今、もっとゴールを決めたい」
今後もっとも改善が必要な部分について聞かれた彼は、「ヘディングでのゴール。ユースチームでも、3点か4点しか決められていない」と、答えた。
「ファーストチームではまだなので、今シーズン中に決められたら嬉しい」
「ヘディングを練習して武器になれば、あと2ゴールか3ゴールは余計に決められていたと思う。もっと練習すれば、もっと点が取れるようになる」
メイソンは、ゴールネットを揺らす方法を学習する上で、オーレ・グンナー・スールシャール監督を完璧なお手本と感じている。
「オーレの存在は大きい。監督もゴールについては知っているし、言葉にも説得力がある。皆が彼の話に耳を傾けている。僕も助けてもらっている。キーラン(マケンナ)も同じで、ユースでの1年目に指導してもらった。今は彼もファーストチーム」
グリーンウッドは、昔からサポートしたクラブを代表し、大舞台でプレーするという夢を実現させた。
「本当に驚いているんだ。マンチェスター・ユナイテッドのファーストチームのドレッシングルームにいて、オールド・トラッフォードのピッチに出て行っているのだからね」
「言葉では上手く説明できない。本当に嬉しい。ゴールを決めた後の笑顔でわかってもらえるくらい。現実とは思えない」
「クラブの歴史に名を残したいし、できるだけたくさんゴールを決めたい。ユナイテッドでトロフィーを勝ち取りたい。それは、アカデミー出身の全員が思うこと。すぐに勝ち取れたら嬉しい」
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