メイソンが11番を選んだ理由
メイソン・グリーンウッドが、マンチェスター・ユナイテッドで重みのある背番号11を選んだ理由を明かした。
グリーンウッドは、3-1で勝利した2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ・ラウンド16、パリ・サンジェルマン戦でデビュー。
当時の背番号は54で、17ゴールを記録した2019-20シーズンは26番を着けた。
そして2020-21シーズン開幕前、ライアン・ギグスやジョージ・ベストが背負った11番を継承することが発表された。
ファンとのQ&Aで、インドネシアのIlham Wから背番号について聞かれたメイソンは、11番を選んだ理由について、こう答えた。
「これは、マンチェスター・ユナイテッドにとって象徴的な番号。だから選んだんだ」
「このシャツを着られることに誇りを持っている。だって、ライアン・ギグスらが何年も身につけて着た番号だからね」
「過去に着用した選手の功績を考えると、とても大きな要求だった。僕は、この挑戦を受け入れる。そしてベストを尽くしたい」
クラブ歴代最多出場記録を持つギグスは、1991年にデビューし、963試合に出場した。
グリーンウッドもこれから出場試合数を重ねていく立場にある。ちなみに、ライアンがデビューから3シーズンで記録した通算ゴール数より、メイソンがデビューからの3年で積み上げた得点数の方が多い。
ギグスは、1990-91、1991-92、1992-93シーズンで19ゴールを記録。メイソンは2018-19、2019-20、2020-21シーズンで29ゴールをマークした。
プレミアリーグ優勝13回のレジェンドは、40歳まで現役を続け、目を見張る記録を数々打ち立てた。それでも、若いグリーンウッドがこれまでに残した数字を考えれば、ライアン・ギグスのような偉大な存在と比較されて当然と言える。