試合レポート:ユナイテッド0-3リヴァプール
マンチェスター・ユナイテッドは、オールド・トラッフォードでライバルであるリヴァプールに3-0で敗れた。
前半、トレント・アレクサンダー・アーノルドのシュートがVARによって無効と判定された後、ルイス・ディアスに2ゴールを許した。
新選手のマヌエル・ウガルテが試合前にファンにお披露目された後、マタイス・デ・リフトとジョシュア・ジルクゼーが加入後初先発出場を果たしたが、期待通りとはいかなかった。
前半-ディアスのダブル
ユナイテッドは熱狂的なサポーターの声援を受け、良いスタートを切ったが、アリソンが守るゴールを揺らすことはできなかった。
反対にリヴァプールに主導権を握られてしまう。ライアン・フラーフェンベルフがスペースに進出してディアスにフィードを供給。彼のクロスがサラーをはじき、アレクサンダー・アーノルドがシュートを決めたように見えた。だが、ディアスがクロスを送った際、VARはサラーがオフサイドポジションにいたと判定した。
その後は両チームともに攻守の展開が続いたものの、35分、マージーサイダーズが突破口を開くまでチャンスはほとんどなかった。カゼミーロのパスをフラーフェンベルフがインターセプトし、5対3の状況になると、サラーが走りながら上げたクロスをファーポストでディアスが決めてリヴァプールが先制。
ユナイテッドは、ボックス内でヌサイル・マズラウィがシュートを放ち、フィルジル・ファン・ダイクの股を抜けたが、クリアーされてしまう。
42分、カゼミーロがディアスに倒されてもアンソニー・テイラー主審がプレーを続行させると、そのディアスのシュートが決まって2-0。アシストは再びサラーだった。リプレーによれば、ディアスはボールに触れており、VARが介入する可能性はなかった。
後半-長い45分
エリック・テン・ハフ監督は後半あたまに交代カードを切り、トビー・コリアーがカゼミーロに代わってプレミアリーグデビューを飾った。
アレクサンダー・アーノルドのシュートはデ・リフトに阻まれてオフサイドの判定となったが、その数秒後に3点目が入り、勝負は決してしまう。メイヌーがアレクシス・マック・アリスターに倒され、ソボスライからのボールをサラーに決められた。
サラーはさらに数分のうちに2度のチャンスを手にし、シュートを放つも枠を外す。
ユナイテッドは、マーカス・ラッシュフォードのチャンスメークから2度ゴールに迫った。ジルクゼーのヘディングシュートは惜しかったが、アリソンの好セーブに阻まれてしまう。
ユナイテッドにとっては残念な結果となり、アルネ・スロット監督のリヴァプールはプレミアリーグ3連勝をマー���した。
インターナショナルブレークを終えて迎える9月14日、ユナイテッドはアウェイでサウサンプトンと対戦する。
試合情報
ユナイテッド:オナナ;マズラウィ、デ・リフト(69分にマグワイアと交代)、マルティネス、ダロト;カゼミーロ(46分にコリアーと交代)、メイヌー;ガルナチョ(69分にアマドと交代)、フェルナンデス(c)、ラッシュフォード;ジルクゼー(86分にエリクセン と交代)
出場機会のなかったサブ:バユンドゥル、ヒートン、エヴァンス、アントニー、ウィートリー
イエローカード:ジルクゼー、マルティネス、メイヌー、デ・リフト
リヴァプール:アリソン;アレクサンダー・アーノルド(76分にブラッドリーと交代)、コナテ、ファン・ダイク(c)、ロバートソン(83分にツィミカスと交代);フラーフェンベルフ、マック・アリスター;サラー、ソボスライ、ディアス(66分にガクポと交代);ジョッタ(76分にヌニェスと交代)
出場機会のなかったサブ:ケレハー、ゴメス、クアンサ、エリオット、遠藤
ゴール:ディアス(35、42分)、サラー(56分)
イエローカード:ファン・ダイク