ユナイテッド

ローマ 3-2 マンチェスター・ユナイテッド

木曜日 06 5月 2021 23:34

マンチェスター・ユナイテッドは、ローマとの準決勝を2試合合計8-5で突破して2021 UEFAヨーロッパリーグ決勝に進出したが、敵地での第2戦を3-2で落とすなど、その心中は複雑かもしれない。

先週の第1戦に6-2で快勝し、十分なアドバンテージを持った状態でイタリアでの第2戦に臨んだ。

ところが、スタディオ・オリンピコでの一戦は、見応え十分の試合に発展。ローマが再三に渡ってチャンスを作り出したものの、エディンソン・カバーニが前半にゴールを記録し、1-0でユナイテッドがリードして前半を終えた。後半は、60分あたりからエディン・ジェコ、ブライアン・クリスタンテに立て続けに得点を許してしまい逆転されるも、カバーニ再びゴールを決めて勝負あり。

ニコラ・ザレフスキの得点でローマが勝利を収めたが、2試合合計でのスコアによりユナイテッドの勝ち上がりが決定。5月27日にグダニスクで開催される決勝では、アーセナルを2試合合計2-1で下したスペインのビジャレアルと対戦する。

サードキットでプレーしたユナイテッドは、劣勢からの逆転を狙うローマの猛攻に苦しんだ。3分にはセットプレーからミッドフィルダーのジャンルカ・マンチーニにシュートを許したが、ダビド・デ・ヘアが右手でファインセーブ。直後には、元マンチェスター・シティーのジェコがヘディングシュートも、わずかに枠を外して助かる。

徐々にユナイテッドも本来の姿を取り戻し、相手陣内でのプレーが増加。それでも、17分にはブルーノ・ペレスに対するファウルでアーロン・ワン・ビサカnにイエローカードが出てしまう。

第1戦で2ゴールを決めたカバーニは、フレッジの浮かせた球に反応してループシュートを合わせたが、これはバーに弾かれてしまう。

34歳のカバーニは、25分にブルーノ・フェルナンデスからのスルーに飛び出し、ゴールキーパー、アントニオ・ミランテと1対1に。右サイドから強烈なシュートを放ったが、ミランテに阻まれて失敗。

30分が経過するあたりで、元ユナイテッドのクリス・スモーリングが負傷交代し、エブリマ・ダルボーがピッチに入った。

もう一人の元ユナイテッド、ヘンリク・ムヒタリアンもキレのある動きからゴール前でダイビングヘッドを狙ったが、デ・ヘアが対応。デ・ヘアは、この直後にもロレンゾ・ペッレグリーニがボックスの左サイドから放ったシュートを止め、マンチーニのヘディングにも対応。いずれにしても、リプレーによりオフサイドと判定された。

そして39分、ついにカバーニが均衡を破った。フレッジの見事なパスからフェルナンデス、そしてカバーニと繋がり、3度目のチャンスを生かしてゴール。第2戦を1-0でリードすると同時に、この時点で2試合合計7-2に。このゴールはカバーニにとって今季ヨーロッパリーグで4ゴール目、シーズン13ゴール目。

その数分後には、この日ユナイテッド100試合出場を達成したメイソン・グリーンウッドが、トレードマークのステップオーバードリブルからシュートを放ったが、右のポストを巻いた。

デ・ヘアが再びムヒタリアンのシュートに対応し、フェルナンデスが2度のチャンスに絡んで45分が終了。カバーニのゴールで優勢のまま後半を迎えることに。

EL決勝戦はビジャレアルと対戦 article

ヨーロッパリーグ決勝戦の対戦相手が決定した

後半 - グダニスク行きが決定

オーレ・グンナー・スールシャールk監督は、後半のあたまからルーク・ショートワン・ビサカを下げ、アレックス・テレスとブランドン・ウィリアムズを投入。

後半最初にチャンスを得たのはホームのローマだったが、ジェコのシュートにはデ・ヘアが反応。

だが、57分にジェコが放ったシュートは、流石の守護神でもどうにかできるレベルではなかった。元チェルシーのペドロが放ったボレーがボックスに転がり、ジェコのシュートに繋がってローマが同点に追いつく。

その3分後、ローマが逆転に成功する。ペッレグリーニがフレッジからボールを奪い、クリスタンテにゴールを決められてローマが逆転。

ユナイテッドの守備をこじ開ける方法を見出したローマに対して、デ・ヘアが文字通り最後の砦となってさらなる失点を防ぐ。たった2分の間にペドロ、ジェコ、ムヒタリアンが襲いかかる中、デ・ヘアが失点を許さない。

やっと後半にチャンスを作れたのは64分、グリーンウッドがシュートを放つも、オフェンシブなミランテのプレッシャーに負けてワイド。

だが、68分に勝負を決めるゴールが決まる。フェルナンデスからの完璧なクロスにカバーニが頭で合わせて2試合合計8-4にリードを拡大。カバーニは、イエローカードをもらった直後マーカス・ラッシュフォードと代わってベンチに下がった。

ホームのローマは、ムヒタリアンのシュートがポストに直撃後、ザレフスキにゴールを許してしまい、3-2と逆転に成功。結果、両チーム合わせて2試合合計13ゴールという打ち合いになったものの、ユナイテッドが勝ちきり、決勝に進出した。

スタディオ・オリンピコで2ゴールを決めたカバーニ

試合情報

ローマ:ミランテ、カルスドルプ、スモーリング(30分にダルボーと交代)、イバニェス、ブルーノ・ペレス(69分にサントンと交代)、クリスタンテ、マンチーニ、ペドロ(77分にザレフスキと交代)、ペッレグリーニ(キャプテン)、ムヒタリアン、ジェコ(77分にマジョラルと交代)

出場機会のなかったサブ:ボーア、フザト、クンブラ、ボーヴ、チェルヴォ

得点:ジェコ(57分)、クリスタンテ(60分)、ザレフスキ(83分)

ユナイテッド:デ・ヘア;ワン・ビサカ(46分にウィリアムズと交代)、バイリー、マグワイア(キャプテン)、ショー(46分にテレスと交代)、フレッジ、ファン・デ・ベーク、グリーンウッド、フェルナンデス(84分にマタと交代)、ポグバ(64分にマティッチと交代)、カバーニ(73分にラッシュフォードと交代)

出場機会のなかったサブ:グラント、ヘンダーソン、リンデロフ、トゥアンゼベ、アマド、マクトミネイ、エランガ

得点:カバーニ(39分、68分)

イエローカード:ワン・ビサカ、フレッジ、カバーニ

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