レポート:ユナイテッド 3-1 バーンリー
マンチェスター・ユナイテッドは、オールド・トラッフォードで行われた2021年最終戦でバーンリーを迎え撃ち、3-1で勝利した。
35分までにスコット・マクトミネイ、ベン・ミーのオウンゴール、クリスチアーノ・ロナウドにゴールが生まれ、ユナイテッドがリードを拡大。
その後、バーンリーはアーロン・レノンのゴールで1点を返したが、ユナイテッドの快勝だったと言っていい。
ラルフ・ラングニック暫定監督は週の初めにセント・ジェームズ・パークで行われたニューカッスル戦から6人を変更。対するバーンリーは新型コロナウイルス検査で陽性反応を示した4人の欠場者とさらなる負傷者でメンバーが限られていた。いずれにしても、ユナイテッドにとっては良い1年の締めくくりとなった。
前半:猛烈な勢いで3点
今年最後のオールド・トラッフォードでの試合は、活気に満ちたスタートを切った。4分、バーンリーはクリス・ウッドのダイビングヘッドでチャンスを得たが、これは枠を外れた。
ユナイテッドはすぐに反応し、ルーク・ショーがクラレッツのバックラインを越えてボールを出すと、ロナウドが走り込む。受けたロナウドは頭でボールをコントロールし、マーカーとの距離を縮めてキーパーと1対1になると、スタジアムは総立ちになってゴールを確信。しかし、我らがNo.7が放ったシュートはバーを越えてストレトフォード・エンドに。
ロナウドへのサポートは続き、彼はオープニングゴールに絡む。メイソン・グリーンウッドがボールを奪い返すと、ロナウドのタッチからマクトミネイへと繋がり、8分にマクトミネイが右足でゴールをゲット。マクトミネイの今季初ゴールで先制に成功する。
マクトミネイのゴールは、今季のプレミアリーグでチームが開始15分でゴールを決めた初めてのケースであり、同様の形で点を決めた20チーム中最後でもあった。月曜日の夜にニューカッスルと1-1の引き分けたばかりで、まさにチームに必要な得点シーンだった。
プレッシャーから解放されたユナイテッドは調子を上げ、27分には2-0に。サンチョがバーンリーを翻弄し、低い弾道のシュートを放つと、DFのミーにディフレクトしてファーポストに吸い込まれた。
その8分後、ユナイテッドのリードは3点に広がる。好プレーが目立ったグリーンウッドがサンチョに見事なクロス。サンチョからマクトミネイが思い切りシュートも、ヘネシーが弾き返す。しかし、ロナウドがセカンドボールをきっちり蹴り込み3-0。
しかし、その3分後、エリック・バイリーがボールをコントロールできずにレノンが拾いシュート。これがダビド・デ・ヘアが守るゴールネットを揺らしたが、ユナイテッドのパフォーマンスレベルは明らかに上がっていた。
後半 - 落ち着くユナイテッド
後半開始からユナイテッドはテンポを取り戻すことができず、テクニカルエリアにいたラングニック監督は、チームがゲームをスローダウンさせていることを否定するようなボディランゲージを見せるなど、明らかに苛立っていた。
マクトミネイはこの日傑出していたパフォーマーの一人であり、63分にはトレードマークである長距離ストライクでこの試合4点目をもたらしそうになったが、ヘネシーに対応される。
これが後半のハイライトだった。ユナイテッドがアクセルを踏むのを止めたことで、降格の危機に瀕しているバーンリーはそれ以上ギアを上げられなかった。
ラングニック監督は65分に負傷交代を余儀無くされたバイリーを下げてラファエル・ヴァランヌを投入。その後、ディオゴ・ダロトをグリーンウッドに代えてピッチに送った。後半は前半の35分までのような冷酷さは見られず、ロナウドのフリーキックは壁に当たり、また彼のボレーシュートはゴールを外れるなど、ユナイテッドはマクトミネイのシュートの後、ヘネシーをほとんど苦しめることができなかった。
この勝利によりユナイテッドはプレミアリーグの6位に浮上し、2022年を迎える。
試合情報
ユナイテッド:デ・へア、ワン・ビサカ、バイリー(65分にヴァランヌと交代)、マグワイア(c)、ショー、マティッチ、マクトミネイ;サンチョ、グリーンウッド(79分にダロトと交代);カバーニ、ロナウド(92分にフレッジと交代)
出場機会のなかったサブ:ヘンダーソン、テレス、ファン・デ・べーク、ラッシュフォード、リンガード、エランガ
得点:マクトミナイ(8分)、ミー(オウンゴール 27分)、ロナウド(35分)
バーンリー:ヘネシー、ロートン、ターコウスキー、ミー、テイラー;グズムンドソン、コーク(58分にスティーブンスと交代)、ウエストウッド、マクニール(84分にピーテルスと交代)、レノン(73分にヴィドラと交代);ウッド
出場機会のなかったサブ:ノリス、コリンズ、バーズリー、トーマス
得点:レノン(38分)