キャリックが知的なエリクセンを称賛
“冷静沈着なミッドフィルダー”という言葉をウェブで検索すると、おそらくマンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、マイケル・キャリックの画像が表示されるだろう。
現役時代、キャリックは中盤で気品を漂わせ、まるでオーケストラの指揮者のように操っていた。
2018年に引退して以来、ユナイテッドには多くのMFがいるも、淡々と中央部を支配していたキャリックに匹敵する選手はほとんどいなかった。それは、今夏にクリスティアン・エリクセンがクラブに加入するまでの話だ。
エリクセンは10番のポジションでキャリアをスタートさせたが、今シーズンはエリック・テン・ハフ監督によってより深いポジションで起用され、キャリックやユナイテッドのもう一人の名選手、ポール・スコールズと比較されるようになった。
エリクセンは、その活躍により、ユナイテッドファンから9月のクラブ月間最優秀選手に選ばれている。
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土曜日にアンフィールドで行われたレジェンド・オブ・ザ・ノースのチャリティーマッチの第2戦に出場したキャリックは、ユナイテッドの新しい中盤のマエストロを称賛した。
「(エリクセンの調子に)少しも驚いていないよ」と彼は言った。「僕は彼と何度も対戦したし、何度も見てきた。彼はとても好きな選手だよ」
「彼は素晴らしい選手だ。ファンタスティックな選手で、賢いんだ」
キャリックは、エリクセンの多才さにも感心している。ユナイテッドではすでに様々な中盤の役割をこなし、開幕戦のブライトン&ホーブ・アルビオン戦では偽9番として起用された。
「どのポジションでプレーするかなんて、ほとんど問題じゃないんだ」と元ユナイテッドのキャリックは言う。「彼は適応できる。彼は賢く、知的で、素晴らしいクオリティーを持った選手なんだ」
「彼が契約したときは嬉しかったし、少しも驚かなかったよ」
「彼はトッププレーヤーだ」
エリクセンは今回のインターナショナルブレーク期間中にデンマーク代表チームで実りある日々を過ごしている。
先週の木曜日、クロアチアに2-1で敗れたものの、30歳の彼は美しいゴールを決めた。フランスとの対戦では2-0で勝利し、現世界王者に対して8つのゴールチャンスを作る素晴らしい働きを見せた。
両国は11月26日、ワールドカップのグループDで再び顔を合わせる。