オーレ

オーレ「存分に試合を楽しんだ」

水曜日 03 2月 2021 00:45

オーレ・グンナー・スールシャール監督は、マンチェスター・ユナイテッドに関わるすべての人々が、プレミアリーグでのレッズの歴代タイ記録という大差でサウザンプトンを破った試合を満喫したと実感している。

セインツ戦での9-0というスコアは、1995年のイプスウィッチ・タウン戦に並ぶ。サー・アレックス・ファーガソン監督に率いられたこの試合では、アンディー・コールが5得点をあげた。

試合後、レッズの卓越した攻撃力に興奮した様子のオーレは、アレックス・ヤンケヴィッツが77秒で退場になったあとで先制点をあげられたことが勝利の鍵になったと話した。

MUTVとBT Sport とのインタビューでオーレは、好調の両サイドバックについてやマーカス・ラッシュフォードがクラブの歴代得点数でエリック・カントナを抜いたこと、そしてエディンソン・カバーニの状態についても言及した。


ハイライト:ユナイテッド 9-0 セインツ 動画

ハイライト:ユナイテッド 9-0 セインツ

クラブ記録に並ぶ9ゴールをマークしたサウサンプトン戦を振り返る

26年来のタイ記録

「前回は1995年だったかな?今回はより多くの選手が得点を分け合ったね(前回はコールが5得点)。私が入団する前の試合だった。相手が早々に退場者を出したことで有利になったのは間違いないが、それゆえにがっちり下がって10人で守りを堅めるチームを相手に得点をあげることは容易ではない。よくやれたと思う」

存分に楽しんだ

「ボールを素早く、うまい具合に運べていた。サイドも十分に使い、裏をとる動きも良かった。我々のストライカーは、たとえ相手のサイドバックが閉じようとしても、うまく回り込んでゴールを狙いにいくからね。そういうパフォーマンスが見られるのはうれしいことだ。全員が、マンチェスター・ユナイテッドのシャツを着てあのピッチに立っているのを存分に楽しんだことだろう。彼らが魔法のようなプレーを繰り出せる機会を我々も待ち望んでいた。そしてそれが今夜実現した。後半戦は安心して見ていられる、そんな試合はそうそうない。彼らも満喫したことだろう。それに良いパフォーマンスも随所に見られた」

チームワークがもらたした勝利

「全体的に良かったから、その中からベストを指摘することはできない。相手がゴールを決めたとき、オフサイドではあったが、あれでふたたび目を覚まして、最後までしっかり戦うことができた」

最初のレッドカード

「スコット(マクトミネイ)が大丈夫で良かった。倒されたときは深刻そうに見えたが、いくつかアザができただけで済んだ」

キーポイントは先制点

「ゴールのチャンスがあればそれをものにしなければならない。ときにリーグの順位は得点差で決まるからね。相手に退場者が出たからには、得点をあげるチャンスだ。しかしそこで一番肝心なのは最初のゴール。先制点を奪われたら相手はオープンにならざるを得ない。そうすればさらにこちらはチャンスを得やすくなる。それに相手が10人だということを意識せず、自分たちができる限り良い試合をすることが重要だった」


カバーニ交代の理由

 記事

オーレ・グンナー・スールシャール監督がサウサンプトン戦の後半にエディンソン・カバーニを下げた理由を説明。

エディンソンの状態

「エディンソンは足首にタックルを受けたので交代した。彼はあのまま出続けてもっとゴールを決めたかっただろうけれどね」

両サイドバックは見事だった

「素晴らしかった。アーロン(ワン・ビサカ)は絶えず攻め上がり、ルーク(ショー)はクロスを上げ続けた。我々が指示したとおりにね。2人とも非常によくやってくれた。ペナルティーエリアの外側にじっとしているだけというのは辛いものだ。彼らのクオリティーを使うことでサイドを十分に生かすことができた」

マーカスがエリックを追い抜く

「エリックは実に素晴らしい選手だった。その彼を追い抜いたというのはなかなかのものだ。それに、マーカスにはまだまだこれから将来がある。自分のキャリアにしっかりフォーカスしているということを、今シーズンの彼は見せてくれている」

次はエヴァートン戦

「土曜に次の試合がある。相手よりも1日リカバリーの時間が多く得られたのだから、しっかり準備しないとね」


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