ポグバ「美しいゴール、美しい勝利だった」
ポール・ポグバはまたしても素晴らしいパフォーマンスで、水曜夜のフルアム戦での逆転勝利に貢献した。
レッズがクレイヴン・コテージでフルアムを2-1で破った試合において、フランス人マエストロは圧倒的なパフォーマンスを披露した。
試合はフルアムのアデモラ・ルックマンが序盤に先制点をあげたが、エディンソン・カバーニが同点に返した。そして後半、ペナルティーエリアの角付近でボールを得たポグバは、巧みな足捌きで切り込むと、ワールドクラスのスキルを見せつけた。ポグバが放った中距離弾は、GKアルフォンス・アレオラを欺くようにカーブを描いてゴールネットに収まり、ユナイテッドは今シーズン8戦目のアウェー勝利をものにした。
「ハードな試合だった」と試合後 BT Sport のマイクに向かって話したポグバ。
「ここでの試合は厳しいものになると予想していた。彼らは決してあきらめないし、絶えずプレスをかけてくる。そしてしっかり引いてコンパクトに守りを固める。早々に失点してしまい、これば厳しい、なんとか挽回しなくては、と思った。絶対にこの試合に勝つ必要があった。そしてそれをやりきることができた」
決勝点となったゴールは、ポグバにとって、プレミアリーグで初めて利き足でない左足でペナルティーエリアの��から決めたゴールだ。
「良い感じに打てた。自分の左足でこんな風にやれるとは思っていなかった。でも試さなければ何ができるのかもわからないからね。ボールが入ってくれて本当にうれしい。すごくきれいなゴールだったし、それで美しい勝利をあげることができた。それが一番重要なことだ」と笑顔で話したポグバ。
直近の3試合で、ポグバがアウェーゲームで決勝点を決めたのは2度目だ。今月初旬のバーンリー戦でも、ポグバはパワフルなボレーシュートで勝利を導き出している。
フルアム戦でのゴールの方が気に入っているかと聞かれると、ポグバは
「そうだね。左足だったから」と答えた。「自分のお気に入りゴールではないけれど、ゴールはゴールだ」
この勝利でユナイテッドはふたたびプレミアリーグ首位に浮上した。
「とにかく勝つことが好きなんだ。勝ったときはいつだってハッピーだ。それからピッチにいるときもね。今日は勝てたから幸せだ。負けた日は不機嫌になる。それが僕なんだ」
オーレ・グンナー・スールシャール監督率いるレッズは現在40ポイントで首位についている。マンチェスター・シティーとレスター・シティーが2点差で後を追い、リヴァプールが勝ち点34で続く。しかしリヴァプールとシティーには未消化試合がある。
ポグバは、そんなタイトなタイトル争いは望むところだと話した。
「それこそがプレミアリーグだ。いつだって厳しい。楽に勝てることなんてないし、強豪チームが僅差でひしめいている。だから自分たちも自分たちの戦いをする。それだけだ」