オールド・トラッフォードを再び要塞に
スコット・マクトミネイは、オールド・トラッフォードでのリーズ・ユナイテッド戦で2ゴールをマークし、6-2での快勝に貢献した。
マクトミネイは、開始からわずか160秒で2ゴールをマーク。
試合後のインタビューでは、プレミアリーグでは2004年以来となるライバルとの対戦について、こう語った。
「僕たちにとっては良い試合だった」と、マクトミネイはSky Sportsとのインタビューで答えた。「僕はエネルギーレベルが高くて、ハイテンポな試合に慣れている。チームとしても非常に良いプレーができた。6ゴールは相応しい内容だね」
「リーズがどれだけ素晴らしいチームで、優れた監督が率いるチームかはみんなが知っている。ボール保持、オフボールの動きも質が高い。相手のことは映像を見て分析していたし、監督の素晴らしい采配もあって6ゴールも決められた」
リーズに快勝で3位に浮上
記事スコット・マクトミネイ、ブルーノ・フェルナンデス、ビクトル・リンデロフ、ダニエル・ジェームズのゴールにより快勝。
プレミアリーグ史上初となる開始3分で2ゴールを記録したマクトミネイについて、元ユナイテッドキャプテンのガリー・ネヴィルは、ロイ・キーンとポール・スコールズを引き合いに出して称賛した。
レジェンドとの比較について、マクトミネイは「もちろん、とてもうれしい」と答えた。
「ピッチでは自分の仕事をするだけ。あまり浮かれたくはない。2点も決められたのはうれしいし、チームも素晴らしかった」
シーズン序盤は躓いただけに、マクトミネイは最近のリーグ戦で見られる安定したプレーに満足している。
「大事なのは次の試合。次はカップ戦(敵地開催となるカラバオカップ準々決勝、エヴァートン戦)で、昨シーズンから目の前の試合が大事と監督から教えられてきた」
「以前は安定しているとはお世辞にも言えなかったし、正しい姿勢で試合に臨めていなかった。でも今は集中できている。あるべき形で試合と向き合えている」
「今日の試合でそれを証明できたと思うし、チームの状態も良い。ホームでの6ゴールは気分が良い。ドレッシングルームも点を取ることには慣れているからね。対戦チームにとって、ホームは恐れるような要塞のようじゃないといけない」
オールド・トラッフォードでゴールを決める重要性について述べたマクトミネイは、シアター・オブ・ドリームスを対戦相手が恐れる場所にしたいと言う。
「点を決めるのが当たり前になれば、勢いが生まれる。今日の試合で見せたプレーは、他のチームとも引けを取らない」
「チームとして広範囲をカバーできていた。ボールを奪って、バトルに勝った。フットボールの基本だし、それに質も伴っていた。これこそ監督が重視していることで、それを実行できたと思っている」
これでユナイテッドはプレミアリーグ3位に浮上している。首位のリヴァプールとの勝ち点差は5だが、ユナイテッドの方が消化試合数が1つ少ない。
「順位は気にしていない。まだまだ試合はあるのだから、順位など気にしていられない。目の前の1試合に集中してやる。それを繰り返していくだけで、最終的に何位になっているかなんてわからない」