ユナイテッド

サー・ジム「オールド・トラッフォードを進化させないといけない」

木曜日 22 2月 2024 03:16

マンチェスター・ユナイテッドの共同オーナーであるサー・ジム・ラトクリフは、クラブは現在、オールド・トラッフォードを再開発するか、それともまったく新しいスタジアムを建設するかを検討していると明かした。

114年の歴史を持つ本拠地の将来は、ここ数年多くの憶測を呼んでおり、多くのファンが全体の収容人数の増加を望んでいる。

この話題は、火曜日の夕方、実業家であるサー・ジムがクラブの一部取得を完了したことが発表された後、水曜日に収録されたクラブメディアとのロングインタビューの中で、最初に取り上げられた話題のひとつである。

ヘレン・エヴァンスとのインタビューに応じたラトクリフは、スタジアムの将来こそ、彼が特に挑戦したい2つの喫緊の課題のひとつであることを認めた。

プレビュー:サー・ジム・ラトクリフ初インタビュー 動画

プレビュー:サー・ジム・ラトクリフ初インタビュー

サー・ジム・ラトクリフとの初インタビューからいくつか内容をピックアップしてお届け。

「マンチェスター・ユナイテッドにおける私たちの役割について考えてみると、2つの重要な問題がある」

「まずひとつ目はフットボールで、フィールド上でのパフォーマンス。これこそマンチェスター・ユナイテッドにとって常に優先される事項」

「しかし、もうひとつは、多くの人々が話題にし、意識している、スタジアムの現状について」

サー・ジムは、オールド・トラッフォードがイングランドのクラブのグラウンドの中では、その規模においていまだに先頭を走っていると主張しながらも、さらなる進歩の必要性を率直に語った。

「印象的なスタジアムであり、国内最大のプレミアリーグスタジアムである。国内でも、ウェンブリーに次ぐスタジアムだろう」

「でも、今のマンチェスター・ユナイテッドに期待される水準には達していないし、遅れをとっている。おそらく20年前は(その水準に)達していたのだろうけど、今は遅れをとっている」

ラトクリフがすでに オールド・トラッフォードのインフラへの将来的な投資に3億ドル(約300億円)を約束していることを考えると、サポーターは次に何が起こるのか、より多くの情報を渇望しているが、サー・ジムはすでに話し合いが進行中であることを明かした。

「スタジアムの再開発を進めるためには、スタジアムの進むべき道を検討する必要があり、既存のスタジアムを改修するか、新しいスタジアムの建設を検討するか2つの道がある。今のところ、それを検討しているところだ」

続いての質問は、キャリントンにあるトレーニング施設に関するものだったが、ラトクリフはオールド・トラッフォードが最優先と示した。

「(キャリントンについては)考えているが、オールド・トラッフォードの次。キャリントンは非常に素晴らしいと思う。施設として素晴らしい。改善するためにできることはあると思うが、スタジアムが必要とするような大規模なものではないと思う」

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