ユナイテッド

ベオグラード戦トーキングポイント

マンチェスター・ユナイテッドは、木曜の夜にパルチザン・ベオグラードを1-0で下し、UEFAヨーロッパリーグ・グループL首位立った。

今回の一戦で注目されたポイントを振り返る。

ベオグラードを再訪
ユナイテッドにとって、セルビアの首都で試合を行なうのは、1958年にミュンヘンで飛行機事故が発生して以来、今回が2度目だった。パルチザン・スタジアムでは試合当日の午前中に式典が執り行なわれ、エグゼクティブバイスチェアマンのエド・ウッドワードが手短に声明を読み上げると、ブライアン・ロブソンとミッキー・トーマスがピッチの中央に花輪を献花した。目的地にたどり着くことがなかったフライト前、バズビーベイブスにとって最後の試合が行なわれた会場で、感傷的な瞬間だった。私たちは、事故の犠牲者を決して忘れない。

久々のアウェイ勝利
今回の一戦まで、ユナイテッドはアウェイでの直近11試合で勝てていなかった。最後に敵地で勝利を収めたのは、劇的な結末となったフランスでのパリ・サンジェルマン戦だ。ようやくアウェイで勝てたユナイテッドは、今後ノリッジ・シティー、チェルシー、ボーンマスとのアウェイゲームが続く。

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アントニー・マルシャルのPKで11試合未勝利が続いたアウェイで久々に勝利
敵地の雰囲気
試合開始時刻が早かったとはいえ、ベオグラードの雰囲気は昔ながらのものだった。収容人数3万2710人のパルチザン・スタジアムでは、観客の数を上回るほどの大歓声が響いた。特に大きな声援が聞かれたのはノーススタンドで、
“墓掘り人”
を意味するGrobanという通称で知られる相手のサポーターは、試合中ピッチに向かって白いテープを投げ入れ、ドラムを叩き、その場でジャンプしてチャントを歌い続けた。それを率いていたのはたった1人のファンで、メガホンを片手に大きな声でサポーターを統率。素晴らしい光景だったが、勝ったのはオーレのユナイテッドだった。

セルビアでの新キャプテン
アシュリー・ヤングとダビド・デ・ヘアが休養のためマンチェスターに残り、ハリー・マグワイアが欧州戦でユナイテッドのキャプテンを務めた。試合前日の会見にも出席してメディアの質疑に自信を持って応じたマグワイアは、新たなディフェンスラインを率い、試合を通じてチームを引っ張った。唯一懸念されたのは、試合前のコイントスに遅れたこと!

スリーバック
スールシャール監督は、リヴァプール戦と同様に、3人のセンターバック、攻撃に参加する2人のウィングバックを起用。前回の試合でも良い効果をもたらしたため、同じフォーメーションを採用したのも驚きではなかった。今回の両翼には、ブランドン・ウィリアムズとアーロン・ワン・ビサカが起用され、中央にはフィル・ジョーンズ、マグワイア、マルコス・ロホが入った。今回の試合でも機能したが、オーレは60分に選手を変え、フォーバックに戻した。

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パルチザン・ベオグラード戦ではハリー・マグワイアがキャプテンを務めた

フルデビュー
プレシーズンから好調を維持し、U-23でも中盤からコンスタントにゴールを決めているジェームズ・ガーナーは、今回の試合まで2019-20シーズンのファーストチームでの出場機会を待った。先発に起用され、フルデビューを飾ると、スコット・マクトミネイと共に良いプレーを見せた。

左サイドの興奮
ブランドン・ウィリアムズが、またしても左ウィングバックとして見事なパフォーマンスを披露した。コンスタントに印象に残るプレーを続けた彼は、マルシャルの得点になったPKを獲得。10月あたまのAZアルクマール戦でフルデビューを果たし、クラブと長期契約を結ぶなど、順調に成長し続けている。

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前半のPKを勝ち取ったブランドン・ウィリアムズ

計り知れない経験
今回の遠征メンバーに帯同したマチェイ・コバール、イーサン・レアードは、試合メンバーからは外れ、ダグアウトからスーツ姿のまま感染したものの、彼らにとっては、ファーストチームが欧州戦でどういう行動を取っているかがわかる貴重な経験になったはずだ。

グループL首位
1-0で勝利したユナイテッドは、グループ3試合を終えて勝ち点7を獲得し、首位に浮上。同日AZが6-0でアスタナに圧勝し、勝ち点5で2位につけている。パルチザンとは11月7日に再戦する予定で、あと1勝で勝ち上がりが決まる。

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