バルセロナ戦直前チーム情報
マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督は、敵地でバルセロナと対戦するチャンピオンズリーグ準々決勝 第2戦では、アタッキングプレーヤーにベストフォームを取り戻してもらう必要があると語った。
先週の第1戦に1-0で敗れたユナイテッドだったが、今回の遠征には、ヒザの負傷が癒えたアレクシス・サンチェスも加わっている。
元バルセロナのアレクっしうは、古巣との試合出場を切望していることだろう。そして、ここ数ヶ月思うようにいかなかった状態を変えたいと強く願っているに違いない。
オーレは、現役時代に最高の瞬間を体験したカンプ・ノウでの会見で「アレックスはチームに帯同している。彼にとっても大きな試合になる」とコメント。「ピッチに立てば、彼も力を証明したいと願うだろう」
「彼は力を証明したがっている。これまでケガで離れていたし、ここまでファンタスティックなシーズンを送れていなかった。もうシーズンも終盤なので、素晴らしい形で終えたいと思っているだろう」
「アレクシスがピッチに立つことがあれば、彼自身がパフォーマンスに納得できることを期待している」
欠場していたネマニャ・マティッチの帯同も、チームにとって朗報だ。中盤では、スコット・マクトミネイも候補の一人。2-1で勝利したウェストハム戦で、マクトミネイはベンチに温存された。
攻撃陣の選択について聞かれたオーレは「とても大事なことだ。点を決める必要がある。ロメル(ルカク)、マーカス(ラッシュフォード)、ジェシー(リンガード)、アントニー・マルシャル」、アレクシスの誰がプレーしても、ビッグパフォーマンスが必要だ。ポール(ポグバ)も含めて、フォワードの全選手のビッグパフォーマンスが必要」
「守備も大事だが、彼らのようなチームからゴールを奪うには、特別な力が必要になる。誰であれ、明日先発する選手には、ピッチで良いフォームを見せてもらいたい。そうしないといけない」
ルーク・ショーは出場停止だが、国内戦で出場停止のアシュリー・ヤングはプレーが可能なため、左サイドバック��補の一人だ。
エリック・バイリー、アンデル・エレーラ、は負傷離脱中で、土曜の試合で交代出場したストライカーのメイソン・グリーンウッドも今回の遠征には帯同していない。
バルセロナは、選手選考に不安を抱えていない。第1戦では出場機会のなかったウスマン・デンベレも先発出場が可能な状態に戻った。
スールシャール監督は「デンベレは、我々のDFが対峙する選手の中で、最も動きが速い一人だ」と、語った。
セルジ・ロベルトとイヴァン・ラキティッチはオールド・トラッフォードでの試合で打撲を負ったが、練習には参加している。先週の試合でクリス・スモーリングのフェアながらも激しいチャレンジを受け、鼻と顔面を負傷したリオネル・メッシも問題なさそうだ。