アントニー・マルシャル先発の可能性は？

ラッシュフォードが、木曜日にオールド・トラッフォードで行われるセビージャとの一戦を欠場することが決定してから1時間後、監督は試合前日の記者会見の席で、あらためてラッシュフォードの負傷について言及した。 「もちろんチームにとっては痛手であり、彼自身もがっかりしているが、心は折れていない。短期間で戻ってこられるとわかっているからだ」。

「なので彼は前向きだ。回復とリハビリに取り組んでいる。そうすることで、より早く復帰できることになるからね」。

ManUtd.comと公式アプリで生中継された記者会見での最初の質問は、必然的に、ラッシュフォードの欠場期間についてだった。

「数試合になるだろう」と答えたテン・ハフは、「ケガの経過を見なければならないので、これ以上の詳細は言えない」と付け加えた。

ヨーロッパリーグ準々決勝を前に、論点はラッシュフォード抜きのレッズがどう対処するのかに移行。最近怪我から復帰し、ニューカッスル、ブレントフォード、エヴァートンの3試合で途中出場したアントニー・マルシャルは、先発出場が可能な状態かどうかに質問が及んだ。

「彼は試合に出る準備はできている」。

「エヴァートン戦でも、すでに先発出場できる状態ではあった。ただ、ブレントフォード戦もエヴァートン戦も、前線は非常によく機能していた。我々は常に相手に脅威を与え、守るのが難しい状態を作り出していた」。

「そのおかげで、じっくり時間をかけてアントニー・マルシャルをチームに戻すことができた。何分か出場させて、トップレベルの試合、インテンシティの高い試合に慣れさせることができたことはアドバンテージだったと言えるだろう」。

今シーズン、マルシャルはこれまで17試合しか出場していないが、9試合は途中出場だったにもかかわらず、9ゴールに絡んでいる。そのうちの1つは、昨年10月にキプロスで行われたオモニア・ニコシアとのアウェイ戦（3-2）で、ブルーノ・フェルナンデスと交代でピッチに上がってわずか2分後に決めたものだ。

報道陣からマルシャルへの評価について問われたテン・ハフは、「私が彼を擁護しているというが、私は統計データを示しただけだ」と答えた。

「彼がピッチに立ったとき、ゴールに必要な時間は短い。これは統計が物語っていることだ」。

「彼がチームにいるとき、マン・シティー戦やリヴァプール戦などを例に見ても、我々は最高のサッカーをし、チームとして最高の結果を出している。だから、もしあなたが私が彼を擁護していると言うなら、私はただスタッツを指摘して、彼がこのチームにどのように貢献しているかを判断していると答えるだろう」。