マルティン

マルティン・ドゥブラフカ初インタビュー

金曜日 02 9月 2022 15:42

ニューカッスル・ユナイテッドから期限付きでマンチェスター・ユナイテッドに入団したマルティン・ドゥブラフカが、契約後、初のインタビューに応じてくれた。

33歳のGKは、アヤックスから獲得したアントニーに続き、移籍期限の最終日に到着した2人目の選手だ。彼は、子供のころからの夢を実現して、自分のキャリアの一章を始めることにとても興奮しているようだ。

この大きな移籍が自分にとってどんな意味を持つのか、ドゥブラフカが、語ってくれた。

マルティン、マンチェスター・ユナイテッドへようこそ。自分をユナイテッドの選手だと名乗れることに、どれくらい興奮している?

「どうもありがとう。僕にとってとてもエキサイティングなことで、自分のキャリアの、さらなる大きなステップになる。ここにいられることが本当に幸せだ」

移籍の可能性を知ったのはいつ?

「1週間前から代理人とクラブの間で話が始まって、その後、移籍の可能性があることを知らされたんだ。OK! やってみよう!と。それで今ここにいる」

キャリアのこの時期での移籍で、魅力に感じたこととは?

「ここは素晴らしいファンベースを持つ巨大なクラブだ。偉大な歴史があるクラブで、これから先も良い時代が続いていくことを願っている」

キャリントンの第一印象は?ここの設備はどう?

「ここは素晴らしい施設で、たくさんのピッチがある。フレンドリーな人たちばかりで、とてもいい環境だよ」。

マルティン・ドゥブラフカが期限付き加入

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スロバキア代表GKが2022-23シーズン終了までニューカッスルから期限付きで加入。

子供の頃、マンチェスター・ユナイテッドという名前は君にとってどのような意味を持つものだった?憧れの選手はいた?

「世界中の誰もがマンチェスター・ユナイテッドという名前を知っている。僕の国でもものすごく人気があって、子供たちはこんなクラブでプレーしてみたいと夢見る。そんな場所に来ることができて、本当にハッピーだ」

ここには強力なGKユニットがいるけれど、ダビド・デ・ヘアやトム・ヒートン、そしてスタッフたちと一緒に仕事をすることはどれくらい楽しみにしている?

「ダビドやトム、そして若いゴールキーパーたちと会うのが楽しみだし、お互いを知り、一緒に働くのが楽しみだ」。

チームの中で誰か知っていた人はいる?

「いや、彼らのどの選手とも一緒にプレーしたことはないんだ。でも対戦する機会はあったから、また会えて嬉しいよ」。

君のニューカッスルでのデビュー戦はマンチェスター・ユナイテッドとの対戦だった。ホームのセント・ジェームズ・パークでクリーンシートを達成して勝利をおさめたけれど、あの瞬間は、記憶の中でどれくらい特別な思い出として残っている?

「あれはデビュー戦だったから、とくにイングランドでは印象深い瞬間の一つだ。マンチェスター・ユナイテッドと対戦し、クリーンシートで勝利したことは、僕のキャリアの中でも最高の瞬間だった。だからずっと大切な記憶として残っているよ」。

マンチェスター・ユナイテッドとの対戦には、一般的にはどんな印象がある?

「伝説的な選手たちがプレーしているこのクラブとの対戦はいつもタフだった。だから、自分がこちら側にいられるなんて、とても特別で名誉なことだと感じている」

オールド・トラッフォードではアウェーチームfの選手としてプレーしたことがあるけれど、マンチェスター・ユナイテッドの選手として、自分のファンの前でここでプレーできる機会をどれくらい楽しみにしている?

「もちろん、プレーするには特別な場所だ。アウェー側の選手として何度かプレーする機会があったから、今度はここで自分の、自分たちの側のファンを見ることができるのはうれしいよ」。

サッカー選手は移籍市場で誰がどこに移籍するかフォローしていると思うけれど、この夏、クラブが獲得した選手たちを見ての感想は?

「とても興味深い補強だったと思う。彼らに会うのが楽しみだ。僕もその一人だから、ドレッシングルームで言葉をかわして、お互いを知り合って、良い関係を築いてゆけるのを楽しみにしている」。"

マンチェスター・ユナイテッドの選手として、個人的な目標は?

「僕の目標は試合に出てプレーすること。それから偉大なクラブ、偉大なドレッシングルームの一員になれると感じている。自分を追い込んでして、もっともっと良い選手になりたいし、そのための素晴らしい機会がここにはある」。

君個人についてや、サッカー歴について、もう少し聞かせてほしい。自分のことをどのようなGKだと表現する?一番の強みは?

「ピッチ上では声を出して、指示を出して選手たちがうまくオーガナイズできるのを助ける。そしてもちろん、チームプレーに徹する選手だ。それからセーブして違いを生み出すのが好きだ。でも実際のところ、キャリアの今のステージでは、安定感のある選手でいること、そして、チームが僕を必要としているときに、そこにいることができる選手fでありたいと思っている」。

子供のころからずっとゴールキーパーを?他のポジションをやっていたことは?また、このポジションが好きになったきっかけは?

「ずっとゴールキーパーだったわけではなくて、最初はフィールドプレーヤーだったんだ。でも、父がゴールキーパーで、コーチもみんなそれを知っていたから、すぐにゴールに据えられた。僕は一番小さかったんだけれどね!父がゴールキーパーだと知ったとき、自分もゴールキーパーになりたいと思って、そこからこのポジションを貫いているんだ」

2022-23シーズンの新ユニフォーム姿の我らが新GK

プロのフットボーラーとしてキャリアを積めると実感したのは何歳のとき?

「15、6歳くらいだったかな。自分が本当にやりたいことだと自覚して、真剣に取り組んだ。パーソナルコーチもいて、彼にもものすごく助けてもらった。いろいろなものを乗り越えてきた彼とはいまでは親友だ。その後、トップチームに入るチャンスを得て、僕のキャリアにとって大きな一歩となった。家族がいつも僕をサポートしてくれたことは、僕のキャリアと人生にとって大きな意味を持っているよ」。

若い頃は、プレミアリーグは見ていた?

「見ていたよ。たぶん世界最高のリーグだからね。最高のリーグでプレーすることを常に夢見ていたし、だから今ここにいることを特別に感じているんだ」

プレミアリーグで多くの経験を積んできたけれど、イングランドのサッカーで好きなところは?

「スタジアムの迫力と雰囲気だね。どこへ行っても満員だ。それからファンも素晴らしい。どこでプレーしても僕たちを応援してくれる。だから、これが一番のポイントかな」

これまでのキャリアの中で、最も印象に残っている出来事は?

「イングランドに移籍したことは、僕にとって大きな出来事だった。それから代表選手になったこと。どの選手も自分の国のためにプレーすることを夢見るからね。だから僕にとっても大きな出来事だった」

これまでのキャリアで最も影響を受けた人物は?

「僕の両親だ。彼らはいつも僕をサポートしてくれたし、祖母もだ。いつでも親しい友人が周りにいて、いつも僕に進むべき道やとるべき行動を示してくれるのは本当に恵まれていると感じている。それから僕のパートナー。彼女は僕がどこに行っても一緒に来てくれて、サポートしてくれている」。

 
ニューカッスルでプレーするドゥブラフカ

ピッチの外にいる時の自分をどのように表現する?自分の性格については?

「学ぶことが好きだ。それから人に会うのも好きで、とてもアクティブな人間だ。他の文化や言語を学ぶことにも興味がある。外国に住んでいるわけだから、自分のコミュニケーションスキルのレベルを上げなければならないからね」

ジリナで育ったことは、自分の人格形成にどのくらい影響している?

「当時、僕は若いゴールキーパーだった。どのリーグも過小評価するようなことはしたくないけれど、プレミアリーグは明らかにレベルが違う。そこで若いゴールキーパーとしてプレーする機会を得て、そこからさまざまなリーグや国でプレーしてきたことが、今の自分を作り上げているのだと思う。一歩一歩の積み重ねが、自分をいる場所に導いてくれたと思っているよ」

マンUTDへの移籍について、家族の反応は?

「もちろんとても喜んでいる。マンチェスターに来て僕らのプレーを見るのが待ちきれないようだ」。

デビューすれば、スロバキア人として初めてマンチェスター・ユナイテッドでプレーする選手になる。それは君自身や家族、故郷の人々にとってどれほど誇りになるのだろうか?

「今はまだ、自分がどこにいるのかもよく分かっていない。このあと実感���わいてくるのかもしれないけれど、今はとにかく、次々にやらなければならないことがあるからね。これは、自分のキャリアにとっても、家族にとっても、それから個人的にも大きなステップだ。なぜならここは、世界で最も大きなクラブの一つなのだから。ここにいられることを光栄に思っている」。

 
プレーする準備はできている

ニックネームはある?

「あるよ。ヘコっていうんだ。僕の国の言葉で「ヘコ」は、チームメイトを常にサポートしてより高いところへと導き、彼らが必要としているときに応援する人、という意味なんだ」

最後に、サッカー以外で興味があることは?休日は何をして過ごしている?

「今は小さな子供がいるから、忙しいよ。僕は父親だからね。それから旅行が好きで、友達に会ったり、異文化を見たりするのが好きだ。まだ若いから、いろいろなことを学びたいと思っている」。

君の息子が将来ゴールキーパーになる可能性は?

「プレッシャーはないよ」

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