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ポグバ

W杯 準決勝進出を狙う赤き戦士

現段階では、マンチェスター・ユナイテッドからワールドカップ・ロシア大会準々決勝で結果を残せる選手が現れる可能性が高い。

ビクトル・リンデロフのスウェーデンはイングランド(フィル・ジョーンズ、アシュリー・ヤング、ジェシー・リンガード、マーカス・ラッシュフォード)と7日に対戦。その前日にはポール・ポグバのフランスがウルグアイと対戦し、新加入フレッジのブラジルがベルギー(マルアン・フェライニ、ロメル・ルカク)と激突する。

大会によってフォーマットに違いが見られるものの、過去ワールドカップ準々決勝を突破できた選手は5人しかいない。

リンデロフ
土曜にイングランドと対戦するビクトル・リンデロフ

1966年の母国開催の大会で英雄となったサー・ボビー・チャールトンとノビー・スタイルズのイングランドが準々決勝でアルゼンチンを1-0で下して以降、クリスチアーノ・ロナウド、ルイ・サア、ロビン・ファン・ペルシーがその仲間入りを果たしたのみだ。

2006年、ロナウドのポルトガルはイングランドと対戦し、PK戦の末に勝利。ウェイン・ルーニーは同試合で退場処分を受け、リオ・ファーディナンドも、ガリー・ネヴィルも敗退した。同年サアのフランスはブラジルと対戦し、ティエリ・アンリの決勝点で勝利を挙げた。

4年前の大会では、ファン・ペルシーのオランダがコスタリカを準々決勝でPK戦の末に破り、勝ち進んだ。

チャールトン
1966年大会のアルゼンチン戦で壁を作るボビー・チャールトンとノビー・スタイルズ

残念ながら、ワールドカップ準々決勝はユナイテッドの選手にとって鬼門でもある。1954年大会でクラブ史上初めてワールドカップ準々決勝に勝ち上がったロジャー・バーンのイングランドだったが、前回大会王者ウルグアイに4-2で敗退。1958年大会ではハリー・グレッグ(北アイルランド)とコリン・ウェブスター(ウェールズ)が敗れ、1962年大会ではチャールトンを擁したイングランドがブラジルの前に散った。

オールド・トラッフォードのレジェンドことチャールトンは、実に3大会で準々決勝に進出している。優勝した大会の次にあたる1970年大会では準々決勝で西ドイツと対戦。交代出場を果たすも、西ドイツが延長戦の末に3-2で勝った。

1980年代はユナイテッドからワールドカップ準々決勝に勝ち進んだ選手は一人も現れなかったが、フォーマット変更の影響も少なからずあった。1982年大会では北アイルランドとイングランドが2次リーグにまで勝ち進むも、準決勝には到達できなかった。ブライアン・ロブソンは1986年大会で敗れたアルゼンチン戦、1990年大会で勝利したカメルーン戦を負傷により欠場している。

チャールトン
1970年大会 準々決勝で西ドイツと対戦したボビー・チャールトン

1998年大会では、ピーター・シュマイケルがデンマークを準々決勝に導いたものの、ブラジルのリバウドに2ゴールを許して敗戦。2002年大会ではデイヴィッド・ベッカム、ポール・スコールズ、ニッキー・バットを擁したイングランドがブラジルに挑むも、再びリバウドに得点を許し、2-1で涙をのんだ。

6日の一戦では、フェライニとルカクがブラジル相手に善戦することを願っている。そしてユナイテッドの選手全員に、ロシアでの重圧に負けることなく戦ってもらいたい。

バット
2002年大会で後にユナイテッドに加入するクレベルソンと対峙するニッキー・バット