ユナイテッド

ブルーノのゴールは最長?

火曜日 09 4月 2024 12:38

リヴァプール戦でブルーノ・フェルナンデスが叩き込んだ豪快なゴールは圧巻だったが、オールド・トラッフォードで開催されたプレミアリーグゲームの中で、その飛距離は何番目だったのだろうか?

この問いに答えるのは簡単ではないが、統計で有名なOptaの協力を得て解析してみよう。

1996年のウィンブルドン戦でデイヴィッド・ベッカムが決めたロングゴールや、2014年のウェストハム・ユナイテッド戦でウェイン・ルーニーが蹴り込んだゴールと比べれば、ゴールまでの距離は短い。

しかし、ベッカムとルーニーのゴールはロンドンのセルハースト・パークとアップトン・パークでのものだった。

動画
リヴァプール戦でブルーノが決めた同点ゴール

Optaは2006-07シーズンからトップリーグでのゴールの距離データを集計している。

従って、ブルーノがリヴァプール戦で決めた同点ゴールは、06-07シーズン以降ホームで記録されたゴールの中で最長ゴールと断言できる。実際、この18年間で、ルーニーがハマーズ戦で決めたロングシュートだけが、ブルーノの距離を上回っている。

フェルナンデスの44.6ヤードに対し、ワッザが8分に放ったシュートは約50ヤード(49.6ヤード)からのものだった。

Optaデータでわかった次に遠い距離から決まったゴールは、2014年12月のストーク・シティー戦でフアン・マタが右サイドからのフリーキックを振り抜き、中央の全員をかわして勝ち越しゴールを決めたシーンだ。

最初はマルコス・ロホの得点と思われたが、ボールは同選手に触れずにネットを揺らした。

マタの得点シーンは、2020年のマンチェスター・シティー戦でスコット・マクトミネイがマークした決勝点を上回る、ゴールまで40ヤード近い距離からのものだった。

動画
2006-07シーズン以降、ブルーノのゴールより遠い位置からのゴールはウェストハム戦でウェイン・ルーニーが決めた得点のみ

マクトミネイは、マンチェスター・シティーに2-0で勝利した試合終了間際、ブルーズのキーパー、エデルソンのミスを見逃さず、無人のゴールネットを揺らした。

ブルーノのゴールを見てスコットのロングシュートを思い出したファンもいるかもしれない。ただ、新型コロナウイルス関連の規制が緩和され、限られたサポーターの来場が認められた初戦となったフルアム戦でエディンソン・カバーニが披露した美しい得点シーンを思い出した人たちもいただろう。

しかし、カバーニの得点はゴールまで36メートルで、2012年にセント・ジェームズパークで行われたニューカッスル・ユナイテッド戦でトム・クレヴァリーが決めたゴールにより、2006-07シーズン以降のトップ5入りを逃している。

日曜日のリヴァプール戦で現在のキャプテンが決めたゴールよりも遠い位置からのホームゲームゴールはあるだろうか? もし記憶にあるのなら、クラブ公式ソーシャルメディアチャンネルで教えてもらいたい。

動画
ストーク・シティーでフアン・マタが決めた直接フリーキック

ユナイテッド最長ゴール

1. ウェイン・ルーニー対ウェストハム(A)、2014年03月22日、49.6ヤード
2. ブルーノ・フェルナンデス対リヴァプール(H)、2024年4月7日、44.6ヤード
3. フアン・マタ対ストーク・シティ(H)、2014年12月2日、39.9ヤード
4. スコット・マクトミネイ対マン・シティー(H)、2020年3月8日、37.8ヤード
5. トム・クレヴァリー対ニューカッスル(A)、2012年10月7日、36.3ヤード

Optaは2006-07シーズンから記録を開始。プレミアリーグでの試合飲み対象。

おすすめ: