ヨーヴィル0-4ユナイテッド
マンチェスター・ユナイテッドは、ヨーヴィル・タウンを4-0で下してエミレーツFAカップ5回戦に進出し、2018年からの無敗を継続した。
マーカス・ラッシュフォード、アンデル・エレーラ、ジェシー・リンガード、ロメル・ルカクのゴールにより、ジョゼ・モウリーニョ監督にとって100試合という節目の一戦に快勝。チームはこれで5試合続けて無失点を維持している。
試合前には、今週他界した元イングランド代表DFジミー・アームフィールドの功績を称えるため、1分間拍手をする時間が取られた。試合開始後、まず先手を打ったのはホームのヨーヴィル。ジョーダン・グリーンがシュートを放つも、セルヒオ・ロメロが問題なく対応した。
ユナイテッドデビューを果たしたアレクシス・サンチェスは、攻撃を組み立てる役割を担った。アレクシスからのパスを受けたスコット・マクトミネイのシュートは、GKアーサー・クリシアクに阻まれる。その後もボールに触れ続けたアレクシスは、ネイサン・スミスに倒されて得たフリーキックを自ら蹴り、直接ゴールを狙うも、クリシアクの牙城を崩すまでには至らない。
均衡が破れたのは前半終了4分前だった。アレクシスからのパスをボックス内で受けたラッシュフォードに対し、ヨーヴィルDFはクリアーに失敗。この機会を逃さなかったラッシュフォードが先制点を決めた。ラッシュフォードは、ルカク、リンガード、マルシャルに続いて、今季のユナイテッドで二桁ゴールに到達した4人目となっている。
その後フアン・マタも、マッテオ・ダルミアンからのクロスに合わせてゴールを決めたかに思われたが、これはオフサイド。試合をコントロールし続けるユナイテッドは、交代出場のリンガードとルカクにも得点が生まれた。
リンガードは、ドリブルからペネトレート後にフィニッシュ。ルカクは、後半追加タイムにマルコス・ロホからのクロスをきっちり仕留めてダメ押しのゴールを決めた。もう1人の交代出場選手、アンヘル・ゴメスも惜しい場面を作るなど、効果的な攻撃を見せたユナイテッドが、6試合連続のクリーンシート達成。5回戦の組み合わせ抽選は、1月29日(月)に行なわれる予定だ。
ラインナップ
ヨーヴィル:クリシアク、Nスミス、バード(56分にブラウンと交代)、ウィング(83分にCスミスと交代)、グレイ、ディクソン、ゾコ、サリッジ、グリーン(69分にフィッシャーと交代)、ソウンミ、ジェームズ
出場機会のなかったサブ:マディソン、ウィーラン、ゴバーン、サントス
イエローカード:ゾコ、Nスミス、ソウンミ
ユナイテッド:ロメロ、ダルミアン、リンデロフ、ロホ、ショー、キャリック、エレーラ、マタ(64分にルカクと交代)、マクトミネイ、アレクシス(72分にリンガードと交代)、ラッシュフォード(88分にゴメスと交代)
出場機会のなかったサブ:ペレイラ、スモーリング、ヤング、マティッチ
イエローカード:マクトミネイ
ユナイテッドの次戦は?
3試合続けてのアウェイゲームは、1月31日(水)のナイトゲーム。ウェンブリーでプレミアリーグ5位のトッテナムと対戦する。