ポール
スコールズ
- 出場回数718
- 総ゴール155
サー・ボビー・チャールトンは、ポール・スコールズの特別な才能に魅せられ、次のようにコメントしている。「ボールコントロールは素晴らしく、パスも正確無比で、見ている者を楽しませる選手だ」
デイヴィッド・ベッカム、ライアン・ギグス、ニッキー・バット、ネヴィル兄弟といったユース出身の黄金世代の1人として頭角を現したスコールズは、1994-95シーズンに、リーグカップのポート・ヴェイル戦でデビューし、いきなり2得点をマークした。プレミアリーグでのデビューはイプスウィッチ戦だったが、そのシーズンは長期の出場停止処分によって離脱したエリック・カントナの穴を見事に埋める働きを見せた。 翌1995-96シーズンには、リーグとFAカップの2冠を達成。トレブル(3冠)という偉業を成し遂げた1999年は、チャンピオンズリーグ決勝を出場停止によって欠場したものの、主力選手の1人としてチームを牽引した。2003年にリーグ優勝を果たしたときは、自己最多となる14得点をマーク。 2005-06シーズンは、眼の病気に苦しめられたものの、ファンから“ジンジャー王子”と呼ばれた男は、翌2006-07シーズンに見事に復活を遂げ、チームの4シーズンぶりのプレミアリーグ制覇に大きく貢献した。 2-0で勝利した2006年10月のリヴァプール戦では先制点を叩き出し、3-0で勝った2カ月後のアストン・ヴィラ戦では、クラブのシーズン・オブ・ザ・ゴールに選ばれることになるボレーシュートをマークした。 2007年11月には33歳になったものの、スコールズは年齢による衰えを感じさせないプレーを披露し、プレミアリーグとチャンピオンズリーグの2冠達成において大きな役割を果たした。 最大のハイライトは、バルセロナをホームに迎えた2008年4月のチャンピオンズリーグ準決勝第2戦で決めた、見事なミドルシュートだろう。ユナイテッドはそのゴールによって、決勝が行われるモスクワへの切符を手にしたのである。 クラブでの通算出場回数は歴代4位、通算得点数でも歴代12位につけるスコールズは、クラブの歴史に間違いなく名前を刻む名選手の1人である。 2011年5月31日、ウェンブリーでのチャンピオンズリーグ決勝から3日後に現役引退を発表。 その発表方法は、ManUtd.comで声明を出すだけというシンプルなもので、インタビューや大々的な手法を好まないスコールズらしいやり方だったと言えるだろう。引退後はチームに残って指導者としての道を歩み、若手を指導していくことになる。 しかし2012年1月8日、シティーとのダービーで勝利したFAカップクラブでの通算出場回数は歴代4位、通算得点数でも歴代12位につけるスコールズは、クラブの歴史に間違いなく名前を刻む名選手の1人である。 2011年5月31日、ウェンブリーでのチャンピオンズリーグ決勝から3日後に現役引退を発表。 その発表方法は、ManUtd.comで声明を出すだけというシンプルなもので、インタビューや大々的な手法を好まないスコールズらしいやり方だったと言えるだろう。引退後はチームに残って指導者としての道を歩み、若手を指導していくことになる。 しかし2012年1月8日、シティーとのダービーで勝利したFAカップ 3回戦で途中出場し、衝撃的な現役復帰を果たした。「引退した時からまだプレーしたいという気持ちがあった」と認めている。
Midfielder
English
1974年11月16日
1991年7月8日
1994年9月21日
v ポート・ヴェイル(A)リーグカップ
2013年5月19日