プロフットボール選手からの現役引退を表明したゴールキーパー、リー・グラントの今後の活躍を、マンチェスター・ユナイテッド関係者一同、心より祈っている。
現在39歳のグラントは2018年にレッズに加入。それ以前にはダービー・カウンティ、バーンリー、オールダム・アスレチック、シェフィールド・ウェンズデー、ストーク・シティーでプレーし、キャリア通算500試合以上に出場した。
オールド・トラッフォード時代のグラントは、ユナイテッドで2度公式戦に出場。デビュー戦となったのは、オールド・トラッフォードで行われた2018-19シーズンのリーグカップ3回戦で、相手は古巣のダービーだった。
翌シーズンには、敵地で行われたヨーロッパリーグ・グループステージのアスタナ戦で先発。36歳305日で、クラブ史上最年長の欧州デビューを飾った。
「楽しいことも、大変なこともたくさんあったけれど、それらのひとつひとつに感謝している」。
「マンチェスター・ユナイテッドでプレーするという少年時代の夢を叶えるのは、手の届かないことだと思っていたから、それを達成できたことは、大きな誇りと感動でいっぱいだ!」。
「この4年間、試合にはほとんど出ていなかったが、毎日、練習場やロッカールームで、チームのためにすべてを注いできた。世界で最もビッグなクラブに加入する機会は、拒むことなどできないものだったし、ここで学んだことや、得た仲間にとても感謝している」。
「そして、本当に素晴らしい選手たちやスタッフから、挑戦し、目標を設定し、学ぶ機会を得られたことは、本当に貴重��経験だった」。
「この23年間、多くの特別な人たちから数え切れないほどの助けを受けた。けれど、家族、特に妻ヘレンには、一緒に国内を移り住んで、僕が夢を追いかけることを可能にしてくれたことに大きな感謝を述べたい。フットボールは僕に多くのものを与えてくれたが、同時にパートナーや子供たちにとっては厳しいものでもあった。彼らなしでは、僕が成し遂げたことを達成することは不可能だった」。
「キャリアの次のステージに進むにあたり、新しい旅の始まりと、その先にあるハードワークに興奮している」。