アントニー

エヴァートンはゲンのいい相手

木曜日 05 1月 2023 16:34

マンチェスター・ユナイテッドは今週、エミレーツFAカップでエヴァートンと対戦する。トフィーズ戦でこれまでも結果を残しているアントニー・マルシャルは、この輝かしい記録を継続させるべく、体調を整えている。

マルシャルは、ボーンマス戦の後半、カゼミーロのセンタリングに合わせようとした際に負傷して69分にピッチを退いた。

しかしエリック・テン・ハフ監督は、オールド・トラッフォードで行われるフランク・ランパード率いるマージーサイダーとの3回戦に、マルシャルが出場する可能性を示唆している。

 
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エヴァートンとの試合ではとりわけゴール勘が冴え渡るマルシャル

27歳のストライカーは、エヴァートンとの対戦では14試合で7ゴールと、他の対戦相手よりもはるかに多くの得点を挙げている。

今シーズンは、敵地で2-1の勝利では前半で負傷退場となったが、1-1で引き分けた2021年10月のオールド・トラッフォードでの対戦では、ハーフタイム直前にネットを揺らしている。

金曜20時(日本時間の土曜5時)にキックオフのこの試合に出場すれば、エヴァートンは、マンチェスター・シティー(同じく15回)と並んでマルシャルが他のどのクラブよりも多く対戦したクラブとなる。

公式マッチデープログラム『United Review』とのインタビューで、エヴァートンとの対戦で抜群の実績を誇ることについて尋ねられたマルシャルは、「正直、自分では意識していないけど、たしかに僕はエヴァートン戦では良い結果を出すことができている」と語った。

「今回も楽な試合にはならないだろう。この試合を有利に進めるために、いかにできる限りのことができるかは僕ら自身にかかっている」。

「でも、ホームでプレーし、12人目のサポーターがすぐ後ろにいてくれることは、僕たちにとって分がある」。

カップ戦での思い出を聞かれると、マルシャルは2016年のエヴァートンとの準決勝をあげた。この試合でマルシャルは、延長戦にアンデル・エレーラのパスから決勝点を決めて、拮抗した試合を制した。

続く決勝では、ルイ・ファン・ハール率いるレッズはクリスタル・パレスを2-1で下し、トロフィーを掲げたのだった。

「準決勝のエヴァートン戦は、最高の瞬間だったと思う。信じられないような試合だった。僕のプロキャリアの中でも最も記憶に残る瞬間のひとつだよ」。

「あれ(セレブレーション)は計画していたことじゃなかった。試合終了間際のゴールだったから、その瞬間を試合中ずっと応援し続けてくれていたファンと分かち合いたいと思ったんだ」。

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ウェンブリーで行われた2016年の準決勝戦を振り返ろう

2016年の栄光の再現は、テン・ハフ率いるレッズが意図していることだ。

ワールドカップ後に国内サッカーが再開されてからの好調を維持して、今シーズン、このチームがなんらかのトロフィーを獲得することを目指している。

2016年に初めてトロフィーを手にしたときは、「最高だった」と振り返ったマルシャル。「常にトロフィーを手に入れることを目標としている自分たちにとって、あのような勝利はとても重要だ」。

「僕たちは常に、できる限り多くのトロフィーを勝ち取りたいと思っているし、この大会ではまだそれを目指す過程にある。優勝するために全力を尽くすよ」。

アントニー・マルシャルの独占インタビューは、金曜日の公式マッチデープログラム『United Review』に掲載。

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