フェルナンデス「試合を決めないといけない」

ユナイテッドは、フェルナンデスの先制点を皮切りに、コビー・メイヌー、アントニー、ラスムス・ホイルンドがゴールを決め、ロドニー・パレードで4-2の勝利を収め、5回戦に進出した。

フェルナンデスの先制点に続いて、メイヌーのシニアキャリア初ゴールが決まり、13分で2点をリードしたのだが、キャプテンは、そこからリードを広げることができず、逆にニューポートに同点に追いつかれてしまった展開を悔やんだ。

「完璧な試合ではなかったし、もちろん失点したくなかった」と、ブルーノはBBC Sportに語った。

「最初のゴールは相手にとって素晴らしいゴールで、信じられないようなシュートだった。それで後半は集中力を高めなければならなくなった。あと1点を与えて相手に自信を持たせてはいけない。だから前半のうちに試合を決めないといけない」

「3-0にするチャンスはあったけれど、こういう試合で2-0になると、誰もが得点を取りたい、ゴールを取りたいと思う。そうなると、チームにとって正しい選択ができなくなってしまう場合があって、ウチはそれができなかった。2-1とされて、後半、彼らは少し信念を持ってスタートし、ゴールを奪った。でも、それからはチームが素晴らしいプレーで勝負を決められた」

後半に追いつかれても、アントニーとホアイルンドがゴールをマークして勝利。5回戦でブリストル・シティーかノッティンガム・フォレストのどちらかとアウェイで対戦する。

金曜日の夜、アシュトンゲートでゴールレスドローに終わった両チームは、来月初旬に再試合を行い、どちらが次のラウンドでユナイテッドを迎え撃つかがわかる。

昨季の決勝に進出したフェルナンデスは、このコンペティションで勢いを維持し、シーズン終了後に再びウェンブリーで戦えることを熱望している。

「もちろん、今シーズンにトロフィーを手にするチャンスがFAカップにあることは理解している」と、ブルーノは続けた。

「決勝に進むために全力を出さないといけないけれど、まずは一歩一歩、一戦一戦ね。でも、今シーズンを悪くないものにするためには、このトロフィーを勝ち取らなければならない」

「昨年も決勝に進出したけれど、残念ながらトロフィーを手にすることはできなかった。ファンにとっても、クラブにとっても、この国にとっても、FAカップがどれほどの意味を持つかは分かっている」

「どれだけ重要な大会かはわかっているからこそ、もう一度決勝に進み、優勝したい」