テン・ハフとの新シーズンにやる気満々
マンチェスター・ユナイテッドの選手の多くは、月曜、キャリントンに戻り、新監督エリック・テン・ハフと初めて顔を合わせた。
しかし、5月下旬から6月上旬にかけての国際試合に参加していた選手たちは、少し遅い合流日を与えられているため、全員がプレシーズン初日に参加したわけではない。
その中にはブルーノ・フェルナンデスも含まれている。彼はユナイテッドで2021-22シーズンを終えたあと、ポルトガル代表としてネーションズリーグの4試合に出場していた。
しかし、最後にプレーしたアウェーでのスイス戦からわずか2週間ほどで、我らが18番はすでにトレーニングを再開。最近のインスタグラムに、フィットネスに励む様子を投稿している。
テン・ハフ監督のもと、昨シーズンの6位からの向上を目指す重要なシーズンに臨む、プレーメーカーの心意気がこの写真に象徴されている。
また、2020年1月にスポルティングからユナイテッドに入団したフェルナンデスにとっては、今回がレッズで初めてのプレシーズンツアーになる。
ブルーノは、加入後すぐにユナイテッドにとって重要なクリエイティブ要員となったが、2020年と2021年のシーズンオフはCovid-19のパンデミックの影響で、プレシーズンツアーを体験することができていなかったからだ。
今年4月、ブルーノは、1年延長のオプション付き2026年6月までの新契約に合意した。
2021-22シーズンは厳しい戦いとなったが、それでも10ゴール14アシストを記録し、UEFAチャンピオンズリーグでは、レッズはベスト16で敗退するも、アシスト王の座を獲得している。
サー・マット・バスビー年間最優秀選手賞を2度受賞しているフェルナンデスは、入団してからわずか126試合で50ゴールという目覚ましい活躍を披露している。
今回の契約延長は、新監督のもとでユナイテッドを復活に導きたいという彼の決意の表れだ。
「クラブがあるべき場所に戻ってくると信じているからこそ、新しい契約にサインしたんだ」とブルーノは今年初めに語っていた。
「契約内容についてではなく、クラブのこれからについて、クラブ側と時間をかけて話し合った」。
「クラブは勝利を望んでいる。そして何かを築くことを欲している。我々が望むレベルに達するのは来シーズンではないかもしれないが、一歩一歩、クラブは栄光の時代に戻っていくと信じている」。