ブルーノ「最高の瞬間はまだ」
ブルーノ・フェルナンデスは、マンチェスター・シティーとの土曜日のエミレーツFAカップ決勝前に、マンチェスター・ユナイテッドの将来について熱く語っている。
サー・マット・バズビー年間最優秀選手賞を受賞したブルーノは、キャリントンで賞を受け取り、今季で印象に残った瞬間を尋ねられると、シンプルな答えを返した。
「まだこれからだよ。傑出した瞬間はまだこれから。今シーズンはいい瞬間もあったけど、素晴らしい瞬間はこれから」
「(受賞は)特別なことだよ。ファンとのつながりは誰もが知っていると思う。ピッチに立つたびに感じるし、感謝している。彼らは僕の味方。僕に投票してくれたことに本当に感謝している」
『プレーヤーズ・トリビューン』との別インタビューで、キャプテンは自身の去就をめぐる憶測に応え、クラブへの愛を表現した。
「このFAカップ決勝の前に、心からの言葉を伝えたい。ファンにとって簡単なシーズンではなかったことは分かっている。僕たちはみんなにふさわしい水準に達していない。みんなが示してくれたサポートに、いつも及ばなかった」
「キャプテンとして、僕は誰よりもそれを感じているし、この責任を軽いものだとは思っていない。このクラブは、僕がソーシャルメディア用に素敵な言葉を並べられるだけのものではない。このクラブは、僕が心から気にかけている存在なんだ」
「この困難なシーズンの後、もっと力を出し尽くさないといけない。それが僕の責任でもある。それは僕から始まる。明日から始まる。シティーとの最後の試合ですべてを出し切り、前に進まなければならない」
「僕はオールド・トラッフォードでプレーすることが何よりも好きなんだ。出て行きたくない。これが僕の究極の夢なんだ」
「自分の期待とクラブの期待が一致することを望んでいる。どのファンに話を聞いても、同じことを言うだろう。リーグ優勝を争いたい。チャンピオンズリーグに出たい。カップ戦の決勝に進みたい。それがスタンダード。それが自分の望み。それがファンのみんなに相応しい状況なんだ」
「僕はただ戦い続けたい。僕はここにいたい。僕の家族もここにいたいと思ってくれている」
ブルーノは、ウェンブリーまで遠征するサポーターにエールを送り、昨年ライバルに2-1で敗れた雪辱を果たせることを祈りながら、感動的なスピーチを締めくくった。
「今シーズンは楽ではなかった。自分たちの基準に達していないことは分かっている。でも、僕らはウェンブリーに向かっているんだ。
「もう1度、僕らを応援してもらいたい」