エリクセン

エリクセン「去年夢みていた状況にいる」

木曜日 20 4月 2023 00:31

クリスティアン・エリクセンは、マンチェスター・ユナイテッドで彼がおかれている現在の状況は、昨年の今頃、8ヶ月の離脱期間を経てブレントフォードで戦線に復帰しようとしていた頃に夢に描いていたものだと語った。

デンマーク代表MFは、セビージャとのヨーロッパリーグ準々決勝第2戦を翌日に控えた会見にエリック・テン・ハフと並んで登壇。再びトロフィーを追い求めている今の心境について尋ねられ、

「振り返ってみると、1年前は今の自分のような状況を夢見ていた」と答えた。

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エリックは、マラシア、ラッシュフォード、サビツァー、ショーがセビージャ戦に出場可能か質問を受けた。

「その頃は、プレーに復帰すること自体が夢で、とにかく一歩一歩、自分がなりうる最高の選手になることが目標だった。そしてその僕に、監督がここに来いと言ってくれたのは本当にラッキーだった」。

「1年前も楽しんでいたけれど、今はもっと楽しんでいる。可能な限り遠くを目指すのは楽しいことだ。そしてすでにトロフィーを1つ手に入れ、さらに2つのトロフィーを目指している今の状況はとても楽しいよ」。

エリクセンは、1月28日にオールド・トラッフォードで行われたエミレーツFAカップ4回戦で、レディングのFWアンディ・キャロルからチャレンジを受け足首を損傷。今年も戦列から離脱するはめになった。

それから3ヶ月弱を経て、エレガントなミッドフィルダーは無事に復帰。先週の日曜に行われたプレミアリーグのノッティンガム・フォレストとのアウェー戦(2-0で勝利)で、怪我して以来初の先発出場を果たした。

「彼(キャロル)がイエローカードをもらわなかったことには驚いたよ」負傷時について尋ねられたクリスティアンはそう答えた。

「その時は、それほどひどい怪我だとは思わなかったから、シーズンを棒に振るとは思っていなかった。それよりも、いつ(シーズン中に)復帰できるのかを考えていた。メディカルスタッフはとてもよくやってくれて、僕のコンディションを保ってくれている。そして今は、まるで何もなかったかのような状態だ。メディカルスタッフには本当に感謝しているよ」。

セビージャ戦遠征メンバー発表

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エリック・テン・ハフは、21人の選手たちとともにスペインでのヨーロッパリーグ準々決勝第2戦に臨む。

エリクセンは当初、フォレスト戦ではベンチスタートの予定だったが、1月の移籍期間中に加入したマルセル・サビツァーがウォームアップ中に不調を訴えたため、急きょ先発メンバーに名を連ねた。

サビツァーもスペイン行きの21人のメンバーに加わったため、ブルーノが欠場するセビージャ戦では、2人の共闘が実現する可能性もある。

エリクセンは「僕がいない間、マルセルは信じられないような活躍をしてくれた」とサビツァーを称賛。

「みんな自分の仕事をまっとうしようと懸命にがんばっている。そして、できるだけチームにフィットしようと努力する。フレッジはよくやってくれたし、スコット(マクトミネイ)もだ」。

「すでに全員と一緒にプレーしていると思うけど、マルセルとはまだ数回一緒に練習しただけだ。彼は僕が負傷したあとにチームに加わったからね。彼は素晴らしい選手だよ」。

今週初めに出された統計によると、エリクセンはフェルナンデス、カゼミーロとともに先発した試合では、まだ負けたことがない。クリスティアンは、このトリオが次に共闘するときにも、その好結果が続くことを願っていると話した。

「僕らが一緒にプレーした時にそれほど負けていなかったとは知らなかった。でも、これから��この状態を維持していきたいね」。

「この中盤トリオは、僕がこれまでやってきた中でベストのひとつだ。フォレスト戦の後にも言ったけれど、2人はものすごく優秀な選手だ。だから彼らとは一緒にプレーしやすいし、他の誰にとっても、彼ら2人が作り出すスペースの間に入り込むのはイージーだと思う」。

「明日はブルーノがいないけれど、僕が不在のときは、誰かが僕の仕事を引き受けてくれていた。だから明日は僕が同じことをするよ。ブルーノがいない分、誰かがその穴を埋めなければならないからね」。

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