この夏に加入したエリクセンは、ここ数週間、ますますレッズの中盤で存在感を増しているが、それがサポーターによる公式投票の結果でも証明された。

エリクセンは62パーセントもの票を獲得。ジェイドン・サンチョやラファエル・ヴァランヌを抑え、公式戦デビュー2ヶ月目にして、この賞を受賞した。

このデンマーク代表MFは、最近の試合ではスコット・マクトミネイと並んで、中盤の深めのポジションで開花し続けている。

9月最初のレスター・シティー戦でも安定感のあるパフォーマンスで貴重な勝ち点3ゲットに貢献。その3日前にも、プレミアリーグ首位のアーセナルとの対戦で、これまでの彼の試合でおそらく最高とも言うべき活躍を見せた。

実際クリスティアンは、オールド・トラッフォードでのガナーズ戦では不可欠な存在だった。ブルーノ・フェルナンデスへの巧みなパスで、マーカス・ラッシュフォードの先制ゴールの起点となり、ラッシュフォードが決めた2点目もアシストした。

我らが14番は、ヨーロッパリーグ初戦のレアル・ソシエダ戦では前半から積極的にプレーを展開し、直近のシェリフ・ティラスポル戦では、サンチョの先制点をアシストし、マン・オブ・ザ・マッチ級の活躍を見せた。

マンチェスターでの生活にも順応してきているエリクセンの貢献度は、誰もが認めるところだ。レッズの元ウインガー、イェスパー・ブロムクヴィストも、同じスカンジナビア人選手の活躍を高く評価する識者の一人だ。

「エリクセンは本当に特別な選手だと思う」と、彼は今週、我々に語ってくれた。「少し深い位置でプレーしているにもかかわらず、彼はパスを出すことができる」。

「いつもゴールをアシストしているわけではないが、彼のパスは、ゴールの起点となるような、いわば3つ手前のアシストだったりする。彼は、ストライカーが何かを生み出すために必要なスペースと可能性を与えてくれるんだ」。

「彼は素晴らしいプレーを見せてくれている。彼のゲームの見方やビジョンも実に見事だ。僕は彼のプレーを見るのが大好きなんだ。彼を獲得したのは大正解だったね」。

「スカンジナビアの選手には良い伝統があるから、それを土台にしていくことができると思う」とブロムクヴィストは続けた。

「昔は、スカンジナビア人選手が3、4人いた。エリック・ネヴランドがいた頃は5、6人いた時代もあった」。

「北欧の選手たちは、互いに切磋琢磨して堅固なディフェンスを築くことの大切さを知っているし、理解もしている。それは、僕らが自分たちの国から持ちこんだ良い特徴の一つだと思う」。

8月のリサンドロ・マルティネスに続いて、今夏入団した選手が連続して月間MVPを受賞することになった。

9月の投票では、エリクセンに続き、サンチョが28％、残りの10％はヴァランヌが獲得した。

クリスチャン、おめでとう！そして投票してくれた皆さん、ありがとう。

14番のシャツをUnited Direct でゲットして、クリスティアンを応援しよう！