ゴアがU-21年間最優秀選手に選出
ダン・ゴアが、マンチェスター・ユナイテッドの2022-23シーズンのデンジル・ハロウン・リザーブチーム最優秀選手賞に選ばれた。
18歳のゴアは、マーク・デンプシー率いるチームで際立った活躍を披露。今シーズンはU-21とU-18の両チーム合わせて計26試合に出場した。
ほとんどの試合でキャプテンも務めたプレミアリーグ2では、2ゴール3アシストを記録。エリック・テン・ハフのトップチームのメンバーと練習を共にしたこともある。
ゴアはイングランドU-18代表でもレギュラーの地位を確保し、すでに6キャップを獲得している。最近の試合では、3-3で引き分けた3月のデンマーク戦でゴールを決めた。
この賞は、クラブの元ディレクター、ハロウンの名前に由来したもので、過去にはニッキー・バット、ダレン・フレッチャー、ジョン・オシェイ、アンドレアス・ペレイラらが受賞している。
ゴアは、3月にオールド・トラッフォードでアーセナルと1-1で引き分けたU-21のチームでも、見事なスルーパスでマテオ・メヒアのゴールをお膳立てした。
バーンリーアカデミーでもスター候補生だったゴアは、2022-23シーズンを通してますます力をつけてきている。
2018年にクラレッツからユナイテッドに加入したゴアは、昨シーズンのFAユースカップ優勝チームの一員になるなど、ユナイテッドのアカデミーでも成長を続けている。今回の受賞は、そんな彼の成長ぶりを象徴するものだ。
アカデミー責任者のニック・コックスは次のように述べている。「18歳でこの名誉ある賞を受賞したというのは、ダンがシーズンを通していかに自分を生かして優れたパフォーマンスを発揮してきたかを示している」。
「ダンは受賞者にふさわしいが、U-21の選手たちのシーズンを通しての活躍ぶりを考えると、決して簡単な決定ではなかった。我々は意図的に若いグループを編成したが、実戦プログラムを通じて、年上の選手と対戦するというチャレンジに、彼らは我々が期待したとおりの形で立ち向かってくれた」。
「私自身もコーチ陣も、このグループの個々の成長に喜びを感じるとともに、今シーズンの彼らのチームとしての成果についても非常に誇りに思う。ダンも今年はさらに大きく成長し、プレミアリーグ2に参戦するアカデミーチームで重要な役割を果たし、EFLトロフィーとFAユースカップではチームキャプテンも務めた」。
「彼は、若い頃から我々のシステムのもとで育ってきたリーダーであり、我々が若い選手一人ひとりに植え付けたいと考えている資質や特徴を体現してくれる存在だ」。
「成功することへの強い意志、仲間のチームメイトたちへのサポート、そして力強い個人のパフォーマンスをみても、彼はこの賞にふさわしい」。
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